内容説明
「温故知新」で必ず勝てる!テクニカル分析の先駆者となった「江戸の相場師」その秘録から読み解く、現代株式市場で稼ぐ極意。実際の株式チャート多数掲載で、偉人の金言をわかりやすく解説!
目次
序章 本間宗久と牛田権三郎 江戸の米投資で莫大な財を成した二人の相場師
第1章 米も株も相場の法則は同じ 相場と向き合うための「心構え」とは?
第2章 万人が弱気なら、あほうになって米を買うべし―ドカンと上がる銘柄を底値でつかむ「買い」の極意
第3章 二割値上がれば十中八九、下落する―天井を見極めて利益を確定させる「売り」の秘訣
第4章 米商いは堪えることが大事―無用な商いで思わぬ損を出さないための「待ち」の心得
第5章 利益を倍々で増やす!江戸の米相場を制した投資の「スタイル」
付録
著者等紹介
清水洋介[シミズヨウスケ]
慶應義塾大学卒業後、1983年に大和証券入社。ソシエテジェネラル証券、マネックス証券等を経て、2014年5月より株式会社アルゴナビスの代表取締役に就任、株式スクールを開校する。日系証券と外資証券、ネット証券で広く営業やディーラーを経験したことによる高い専門知識と、「江戸の米相場」の独自研究に基づいた相場観測や投資戦略で多くの投資家の成功をサポートしてきた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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パラオ・スパニッシュフライ
9
株式投資のテクニカルな話だけど、それよりも江戸時代の米取引で大活躍した人たちの相場眼のすごさが気になりました。今でも通用する当時の格言やノウハウってどうやって生まれたのか、電気もパソコンもある時代に生きている人からしたらこの人たちは達人中の達人だと思います。2018/04/15
ヨシ
0
本間宗久と牛田権三郎2022/08/29
ヒース
0
米相場も株式相場も本質的には同じ。『もうはまだなり、まだはもうなり』など普遍的なものも多い。相場はコンピューターではなく人が裏にあるものだから、人の心理を考えて焦らず冷静に正確に存在する情報やデータを積み上げて、然るべき根拠とタイミングで買えば勝率は上がる。徹底できなかったり、思い込み、勢い、そして焦りに支配されればその分だけ勝率は下がる。調べること、待つことも投資において大切な行動だということを忘れてはいけない。2019/08/15