内容説明
マネジメントからお金の管理、現場での実務など、様々な業務を抱える中小企業の経営者にとって、本来の「経営」に費やす時間が足りないというのは切実な問題だ。そんな悩みから経営者を救うのが、本書で取り上げる「クラウド経理」である。予算の限られている中小企業でも専門性の高い経理システムを確保できる「クラウド会計」の導入方法から管理・運営方法まで網羅的に解説していく。
目次
第1章 面倒な仕訳、煩わしい書類決裁…年間300時間の「経理の作業」が、社長業の妨げになっている(時間が足りないと嘆く中小企業の経営者たち;社長たちを悩ませる煩雑な日常業務 ほか)
第2章 ムダな工数がゼロになる!経理に革命を起こす「クラウド会計」とは?(データを「作る側」から「使う側」に回れ;カギを握るのは「クラウドサービス」の活用 ほか)
第3章 自社ビジネスにマッチした「会計インフラ」の構築が改革の第一歩(なぜ「会計インフラ」の構築が重要なのか;まずは「会計データの正確性」を検討する ほか)
第4章 面倒な経理処理をワンタップで解決「経理オペレーション」を最適化する方法(「経理オペレーションの最適化」を行え;自社の「経理部長」に求められる力とは ほか)
第5章 経理改革によって生まれた時間で、競争に勝つための経営戦略を策定せよ(バックサイドへの積極的な投資が不可欠な時代;経理業務の負担に苦しんでいたA社のケース ほか)
著者等紹介
李日生[リハルキ]
公認会計士。税理士。1974年生まれ。東京都出身。慶應義塾大学経済学部を卒業後、監査法人トーマツを経て、2001年に神宮前会計、2013年に神宮前アカウンティングファーム、2014年に社長の時間をつくる株式会社を設立して代表取締役に就任。公認会計士・経営コンサルタントとして培ったマクロの視点と、自らが経営する不動産会社・飲食店の社長業で得たミクロの視点で、数多くの企業をサポートしている
普川真如[フカワシンスケ]
公認会計士。税理士。1976年生まれ。千葉県出身。慶應義塾大学経済学部卒。在学中に会計士試験に合格後、監査法人トーマツへ入所。2003年から2005年にはDeloitte NY事務所に出向。2007年、シティグループ証券投資銀行本部に転職し、国内外のM&AやIPO・株式増資案件を手掛ける。2014年、社長の時間をつくる株式会社を設立して代表取締役に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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