「ふるさと東京」再生―本当の豊かさとはなにか。次世代の子どもたちに残し、伝えたいもの―

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「ふるさと東京」再生―本当の豊かさとはなにか。次世代の子どもたちに残し、伝えたいもの―

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  • サイズ B6判/ページ数 205p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784344912533
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

内容説明

「葛西の海で、子どもたちがまた泳げるようにしたい」と東京湾海水浴場復活への取り組みを始め、『ふるさと東京を考える実行委員会』をたった一人で立ち上げる。建築を通して文化が失われつつある日本古来の生活美を取り戻し、風土に培われた文化を温存して未来につなげたい。葛西の土地で一つ一つの建物を地道につくってきた建築家が、生活空間、自然環境に対する意識革命を巻き起こす。ふるさと再生への挑戦を続ける建築家のメッセージ。

目次

Prologue 失われたふるさとの情景(海が大好きなわんぱく少年;自然のなかで養われた自立心 ほか)
1 建築に夢をみた修業時代(建築へと導かれる;学生闘争に対する強い違和感 ほか)
2 豊かさをもたらす建築の実践(バーミヤンへの旅;真の豊かさを失ったことへの危機感 ほか)
3 東京湾再生への道(東京湾を泳げる海に;ムーブメントの創出 ほか)
4 ふるさと再生は“日本再生”へとつながる(安易な管理社会への不安;ふるさと再生は人づくりから ほか)

著者等紹介

関口雄三[セキグチユウゾウ]
1948年、東京都江戸川区葛西生まれ。日本大学芸術学部卒業後、黒川紀章建築都市設計事務所、馬場建築設計事務所を経て、1975年、関口雄三建築設計事務所を開設。地元葛西を中心に住宅・集合住宅・宿泊施設・公共施設など数多くを手掛ける。1996年、「東京三和ビル」で一般社団法人東京都建築士事務所協会主催「第22回建築作品コンクール」東京都都市計画局長賞(現都知事賞)、東京建築賞優良賞受賞。2003年、関口美術館を設立。東京都功労者表彰受賞。株式会社富洋代表取締役、ビックバン株式会社代表取締役、一般社団法人東京都建築士事務所協会相談役(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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ゆうゆう

8
東京湾、海の再生のプロセス。子どもの頃の浜辺の原風景を取り戻す活動。建築家として、建物だけでなく、住まう街をもある意味「建てる」いや、リノベーションかもしれない。そういえばお台場で、牡蠣とか何とかニュースで聞いた気がする。葛西臨海公園の海が発祥だったのね。地道な継続活動にお役所が支援消極的ならサポーターを、多くの人が関わった方が、大切にされて効果生むこともあるかもしれないと、ふと感じた。自然を感じるとともに、努力してきた方々へも感謝だわ。2019/06/18

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