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内容説明
沖縄の海に棲息する美しいサンゴ。しかしその数は、この20年間で10分の1にまで激減した。衰退する沖縄のサンゴ礁を救うために、私たちになにができるのか?―沖縄の開発の歴史から地球温暖化問題、水質汚染の元凶を解き明かし、政府の対策や民間人の努力を追う!10年にもわたる執念の取材を通して、人間とサンゴが共生する未来を問う、渾身のルポルタージュ。
目次
第1章 地球温暖化でサンゴ礁が消える日
第2章 なぜ、沖縄本島のサンゴは、1997年の10分の1まで、死滅したのか?
第3章 水質汚染の元となっている、「陸域問題(内陸問題)」への対応は、まだまだ手ぬるい
第4章 沖縄県の開発と失われたサンゴ礁―自然と共存した開発は可能か?
第5章 国・都道府県主導のMPAと、漁業者と政府が共同管理する日本型MPA
第6章 サンゴ植え付け活動の問題点と、「再生」に取り組む人々
第7章 サンゴが生きられる海に―再生水の利用
第8章 長期的視野でサンゴ礁保全に関わる企業
第9章 「沖縄のサンゴの再生」を成功させるためには、何が重要か?
著者等紹介
千葉日比魚[チバヒビナ]
1965年、青森県八戸市生まれ。上智大学文学部社会学科卒業。株式会社QUICK、ロイター・ジャパン株式会社編集部、トムソン・コーポレーション日本株式会社「IFR deal watch」編集部記者を経て、フリーライターとなる。専門領域は経済金融分野で、主に上場企業の決算発表会レポートを書く(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。