目次
第1章 古代(縄文~飛鳥)―国家日本誕生のカギを握る国宝群
第2章 奈良時代―政変に揺れた平城の歴史を彩る国宝群
第3章 平安時代―貴族社会に花開いた国風文化と国宝群
20分でわかる!国宝入門
第4章 中世(鎌倉~奈良)―武士が心を託した国宝群
第5章 近世(安土桃山~江戸)―乱世から泰平の世へうつろう時代を見守った国宝群
付録 もっと知りたい日本史と国宝
著者等紹介
小和田哲男[オワダテツオ]
1944(昭和19)年、静岡市に生まれる。1972(昭和47)年、早稲田大学大学院文学研究科博士課程修了。現在、静岡大学名誉教授。文学博士。専門は日本中世史。特に戦国時代史研究において、第一人者として知られている。またNHK大河ドラマでは、時代考証を担当している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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nyaoko
48
図書館で読む。2017年の本だからちょっと古いけど。でも、ますます行きたい博物館&美術館が増えた。2025/01/20
わむう
29
面白かったー!作品の紹介とともに背景である歴史のことをわかりやすく書かれているので理解しやすい良本です。一番最初の縄文時代に作られた全く欠損のない西ノ前遺跡出土土偶から心を持っていかれます。西洋絵画バージョンも出版されているようなので早速読んでみたいです。2021/10/11
ネコタ
25
京都国立博物館で開催されている国宝展に行きたいなーと思いながら、しばらくたってしまった。早く行かないと。日本にある1000点以上の国宝から代表的なものの見方、国宝の基本的な知識、小和田哲男さんの本だけあって、国宝に秘められたドラマなどなかなか盛りだくさんな内容。国宝が最も多い都道府県は京都ではないという豆知識あり。2017/10/22
chatnoir
8
道長さんの日記、誤字と文法の間違いだらけらしい...イメージ変わっちゃう(笑)今の政治家と一緒で、官人が仕事をしているので、お偉いさんは策謀に現をぬかす事が出来たらしい。風神雷神は三十三間堂のがモデルになっている。そして、これは清盛さんが建てたらしい。当時千手観音を千体集めるのが流行ったらしいけど、現存はここ一つ。東寺の帝釈天、ハンサムな角度で写ってました(笑)出雲大社の八雲之図に雲が七つ、なぜなんでしょうね?2016/09/23
Keystone
6
金印、七支刀、吉祥天像、後鳥羽天皇宸翰御手印置文。奈良、大阪の国宝展を見たので国宝について学ぼうと図書館本。さあ、京都に風神雷神図屏風を見にいくぞ。2025/05/11