出版社内容情報
30年以上定番書であり続けるDurrettの世界的名著がついに邦訳.確率論・確率過程,ランダム現象の数理解析などを扱う大学院生や研究者なら,ぜひ手元に置いておきたい一冊.
測度論にはじまり,大数の法則や中心極限定理,マルコフ連鎖,マルチンゲールといった確率論の中心的な話題から,ブラウン運動と偏微分方程式の関係などの進んだ話題まで,豊富な例を交えながら意欲的に解説.理論を応用した多くの具体例をみることで,より深い理解へ到達できる.
*Rick Durrett:デューク大学名誉教授.確率論,確率過程,およびそれらの生態学や集団遺伝学等への応用に関する8冊の著作と220を超える論文を著してきた.米国科学アカデミー,アメリカ芸術科学アカデミー会員.数理統計学会,アメリカ数学会特別会員.
[原著]Probability: Theory and Examples, 5th Edition (Cambridge University Press, 2019)
内容説明
確率論・確率過程の世界的名著、待望の翻訳!測度論にはじまり、確率論の中心的な話題から、ブラウン運動と偏微分方程式の関係などの進んだ議論まで、意欲的に解説。理論を応用した多くの具体例をみて、より深い理解へ到達できる。
目次
第1章 測度論
第2章 大数の法則
第3章 中心極限定理
第4章 マルチンゲール
第5章 マルコフ連鎖
第6章 エルゴード定理
第7章 ブラウン運動
第8章 ランダムウォークへの応用
第9章 多次元ブラウン運動
付録 測度論に関する補足
著者等紹介
松本裕行[マツモトヒロユキ]
青山学院大学理工学部数理サイエンス学科教授。理学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。