内容説明
自分の中の善い心を見つめて、それを広げるような生き方をせよ。密教、即身成仏、真言、曼荼羅…。人生の迷いが晴れる、悟りの世界をキーワード解説。
目次
序章 空海が生きた時代(二つの顔を持つ空海―大師信仰の対象としての顔と実在の人物としての顔;空海を求める時代―従来の国家仏教から決別を図ろうとする転換期 ほか)
第1章 空海という男の生涯(空海、誕生す―出生のきっかけは、母の枕元にインドの聖人が立ったから?;神童の少年時代―周囲から一目置かれていた真魚少年の伝説の数々 ほか)
第2章 空海の教え、密教という世界(密教の歴史―仏教の一派として、六世紀ころにインドから広まる;空海の著作―真言密教を完成させた空海の教えが記された書の数々 ほか)
第3章 密教世界の神仏たち(大日如来―密教体系の中心をなす絶対的な存在;薬師如来―真言を唱える者の病を癒やす東方浄瑠璃世界の教主 ほか)
終章 空海が残した言葉