内容説明
自分の中の善い心を見つめて、それを広げるような生き方をせよ。密教、即身成仏、真言、曼荼羅…。人生の迷いが晴れる、悟りの世界をキーワード解説。
目次
序章 空海が生きた時代(二つの顔を持つ空海―大師信仰の対象としての顔と実在の人物としての顔;空海を求める時代―従来の国家仏教から決別を図ろうとする転換期 ほか)
第1章 空海という男の生涯(空海、誕生す―出生のきっかけは、母の枕元にインドの聖人が立ったから?;神童の少年時代―周囲から一目置かれていた真魚少年の伝説の数々 ほか)
第2章 空海の教え、密教という世界(密教の歴史―仏教の一派として、六世紀ころにインドから広まる;空海の著作―真言密教を完成させた空海の教えが記された書の数々 ほか)
第3章 密教世界の神仏たち(大日如来―密教体系の中心をなす絶対的な存在;薬師如来―真言を唱える者の病を癒やす東方浄瑠璃世界の教主 ほか)
終章 空海が残した言葉
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
デビっちん
7
文章が平易でわかりやすく、サクサクーット読める。カラーではないが、簡易で大きめな図説が、ほぼすべてのページに掲載されていて、大変参考になった。図説だけ追っていくだけで内容が入ってくる。それにしても空海はいろいろな顔を持っていている。いやー、図説ってすげー。2015/10/03
mitsu
3
他の著書を読書中に空海のことが知りたくなり、こちらの著書を読みました。空海の基本を知るには良かったと思います。2021/01/10
残心
1
空海に関することを、図解やマンガなども使ってわかりやすく、簡潔にまとめてくれてます。 初心者が空海のことを勉強する際に手元にあるとかなり便利だと思います。 図書館本で今回はななめ読みだったので、機会があれば、購入したいと考えてます。2020/05/31
さるきち
0
空海と真言宗はわかりにくくて難しい。それでも少しは理解が進んだと思う。まずは密教と顕教の違いから。2017/07/24
おれはひろし
0
正直、自分の宗派とかあまり意識したことない。でも何も知らないのは恥ずかしいから読んだ。満足。2016/10/15