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出版社内容情報
圧倒的な迫力の舞台、可憐なアリア、究極のエンターテイメント、それがオペラ。歌手であり漫画家でもある著者が、ハッピーエンドの喜劇から嫉妬が渦巻く悲劇まで、見所聞き所を徹底解説。
内容説明
ハッピーエンドの喜劇から嫉妬が渦巻く悲劇まで、ちょっとした予習で１００倍楽しめる。
目次
オルフェオ
フィガロの結婚
ドン・ジョヴァンニ
コジ・ファン・トゥッテ
魔笛
フィデリオ
魔弾の射手
セビリアの理髪師
チェネレントラ
愛の妙薬〔ほか〕
著者等紹介
池田理代子［イケダリヨコ］
劇画家・声楽家＝ソプラノ。東京教育大学（現・筑波大）哲学科在学中より劇画を描き始め、『ベルサイユのばら』は社会現象ともいえる大ヒットとなり、今もなお国際的な人気を博する。『オルフェウスの窓』で日本漫画家協会優秀賞受賞。また２００９年に、フランス政府よりレジオン・ドヌール勲章を贈られる。１９９９年東京音楽大学声楽科を卒業、現在はソプラノ歌手、ミュージカル、コンサート、ディナーショウなどでも活躍中（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
アキ
69
マンガ家池田理代子は1999年東京音楽大学声楽科を卒業し、ソプラノ歌手としてオペラ・オペレッタだけでなくミュージカルにも出演している。著者による4コマ漫画と内容の紹介、コラムでオペラの名作50を紹介しているが、なんといっても付属のCDで18作品のエッセンスを聞けるのが初心者には嬉しい限り。マリア・カラスのベッリーニ「ノルマ」第1幕清らかな女神よ、ヴェルディ「椿姫」第1幕花から花へに酔いしれ、ヴェルディ「アイーダ」凱旋行進曲で、欧州蹴球チャンピオンリーグを思い出し熱くなってしまうのは僕だけでしょうか？2020/07/23
viola
4
著者はあの『ベルサイユのばら』の池田氏。40代で音大に入り、現在はソプラノ歌手として活躍しているらしいですね。オペラ入門書にCDが付くことはもはや、常識になってきているのか？こちらもCD付きです。入門書として良書でした。49作品中、観ていたのは24作品。何だか、古典文学よりよっぽどオペラの方が観てるんじゃないか、という気がしてきました。ワーグナーはとても苦手なので、そろそろ克服したいところ。特筆すべきなのはオペラの4コマ漫画。たまぁ～～にオスカルが登場しますよ。ちょっと拗ねたアンドレも1回だけ登場します。2011/09/25
adelita
1
ベルばらの池田先生によるオペラ入門書。50作品について、それぞれ見開き2ページで成立の背景や物語の粗筋、見所・聞き所を解説してくれます。それぞれの作品に4コママンガ付きでかわいくて楽しい。いろいろ紹介されているので自分に向いてそうなところからオペラの世界に踏み込んで行けそう。それにしても40歳を過ぎてから声楽の道を志して、歌手として活動しているというのもすごいなぁ。思い入れの強さが違うというか。ちょっとだけ池田先生もロッシーニっぽいかも。2017/03/22
♥︎ミンク♥︎美術検定
1
オペラに興味を持ち始めたので購入。池田理代子さんがオペラについてわかりやすく解説してくださる。オペラ通なら誰でも知っている聞き所やおおまかなストーリーも書いてあるのでとりあえずココだけ聞いてみようかな？と一番良いところを試聴できる。
えろこ
1
本屋に色々と入門書はありましたが、その中でもこれが特に易しそうだったので購読しました。つーか買ってから気がついたのですけれど、池田理代子って『ベルサイユのばら』の人じゃない！さすがというべきか、上手く要点がまとめてあるためわかりやすい上に、４コマ漫画も所々面白かったです。ヴェルディ、ワーグナー、プッチーニの作品が特に興味深かったです。2014/09/23
