目次
遺跡でたどる帝国の足跡
第1章 建国期―都市国家ローマがイタリア半島を統一する
第2章 成長期―ローマの拡大とともに、社会が混乱してくる
第3章 転換期―ローマ帝国が誕生。大改革で繁栄の基礎をつくる
第4章 円熟期―名君・暴君のもと「ローマの平和」が200年つづく
第5章 衰亡期―戦争と内乱があいつぎ、帝国が滅びる
著者等紹介
阪本浩[サカモトヒロシ]
1954年仙台市生まれ。青山学院大学文学部史学科教授。専攻は古代ローマ史、ラテン碑文、ローマ宗教史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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La Principita
5
TVドラマ『ROME』をきっかけに興味を持った歴史苦手の私が、まさに“知識ゼロ”から読んで大きな流れが掴めた!イエス迫害の背景なども腑に落ちたし、オクタヴィアヌスの姉がなぜオクタヴィアなのかもわかった。私レベルの歴史知らずには、最初のステップとして読みやすいおススメの1冊。2011/04/07
viola
4
知識ゼロからの~、と面白いほどよくわかる~はどちらも同程度の面白さ、分かりやすさでしたが、今回は此方よりも面白いほど~のほうが個人的には良かったかなと思います。まず、中身の内容量が面白いほど~のほうが倍近くあって。逆に考えれば、簡単な分此方の方が分かりやすいのかもしれないですけれどね。鳥占いについてや、ローマ人の1日が載っていたのは○。カリグラについてのカミュの戯曲があるというのも収穫の一つ。そもそもカミュって戯曲も書いてたんだ。『カリギュラ』という翻訳があるそうです。えっ、蜷川幸雄が演出してたの!2012/07/23
よぽ
1
イラストが多く、分かりやすかったです。お姫様だっこ、ローマ時代の名残だったとは!2019/05/20
雨巫女
1
ローマ帝国の歴史の流れがわかった2010/01/08
てり
0
ざっくりと流れとイメージがつかめて助かった。ローマのその後も少し紹介されていて古代~中世のつながりがイメージできた。2022/07/14