内容説明
日本人の人生観、死生観の基礎をつくった男のすべてがわかる。
目次
序章 親鸞基本の知識(親鸞といえば;親鸞の軌跡 ほか)
第1章 親鸞の一生とその時代(親鸞の出生;親鸞の生まれた時代 ほか)
第2章 親鸞のことば(「善人なをもて往生をとぐ、いはんや悪人をや」;悪人正機説のとらえ方 ほか)
第3章 親鸞の思想―浄土真宗の発展(浄土真宗の開祖となる;親鸞の曾孫覚如 ほか)
付録(親鸞と鎌倉仏教開祖年表;真宗十派 ほか)
著者等紹介
本多弘之[ホンダヒロユキ]
1938年生まれ。1961年東京大学農学部林産学科卒業、1966年大谷大学大学院修了。大谷大学助教授を経て、2001年親鸞仏教センター所長就任(現職)。本龍寺(東京・台東区)住職。大谷大学大学院講師。親鸞研究の第一人者であり、親鸞仏教センター所長として親鸞思想の解明の講座を行うなど、親鸞の教えを一般にもわかりやすく解説する活動も行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ken
2
ざっと確認。2020/05/30
Като́н
1
明日ありと思う心の仇桜 夜半に嵐の吹かぬものかは。 思い立ったが吉日、無常な世界でチャンスを掴むには行動第一。
小町
1
親鸞好き好きと言いつつ、小説でしか触れていないので勉強中。南無阿弥陀仏≠救われたい、如来の願いが、空間的にも時間的にもいつでも働けるように人間の言葉と響きあった名号。すげえスケール感だな。罪人こそ救われたい、自己の追及、なんてのはキリスト教的なのに、救われたいと言う思いをも滅却、輪廻する生命観は仏教だ。浄土真宗が大きくなったのは、中興の祖、蓮如がいたから。2012/04/09
ひろつそ
1
まあ、何事もでっかくなると分裂するってことで。2010/10/16
toko1130
0
親鸞の教えを知れば知るほど訳が分からず悩みした。だけど、親鸞の生涯は大まかだけど把握出来ました。2012/11/30