内容説明
アラビア数学は、古代エジプト、ギリシア、インド算術を発展させたものといわれ、奇抜でユニークな計算法が数多くあります。計算術としてはインド式より優れたものが多く、アラビア数学を使うイランやトルコが国際数学オリンピックでも常に好成績を残していることからも、実用性が高く評価されています。計算が数字のパズルに変わる秘密のメソッド。
目次
1 足し算―3ケタ以上の計算がラクラクできるようになる(各位に足して10になる数があるときの計算;数の中にちょうど近い数があるときの計算 ほか)
2 引き算―繰り下がりをなくせば速く解ける(1000から引くときの計算;足し算変換法 ほか)
3 掛け算―数式の特徴をつかんでさまざまな計算法を駆使する(掛け合わせる数が同じときの2ケタの計算;掛け合わせる数の百の位が同じで、十の位が0のときの3ケタの計算 ほか)
4 割り算―筆算式を自在にあやつり簡単に解く(割る数が分解できるときの計算;9や99で割るときの計算 ほか)
著者等紹介
赤尾芳男[アカオヨシオ]
1963年新潟県生まれ。新潟大学理学部数学科卒業。新潟県内の中学校数学教師を経て、現在大手進学塾の算数・数学講師。「問題を考える面白さ、解く楽しさ」をモットーに、中学高校受験指導のかたわら外国の算数・数学を紹介する授業を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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