内容説明
21世紀という時代が、イスラム教徒によるとされる貿易センタービルや自爆テロリズムによってはじまったように、この世紀は、宗教、特にイスラム教の存在を抜きに語ることはできない世紀となりつつあります。本書では、世界宗教、あるいは普遍宗教と言われる仏教・キリスト教・イスラム教の3つをテーマ別に輪切りにすることで、それぞれの特徴が簡潔かつ明瞭に表現されています。
目次
第1章 三大宗教のはじまりを押さえる―誕生と教え
第2章 神と人を結ぶ信仰を探る―信仰の象徴
第3章 世界宗教へ発展した歴史をのみこむ―歴史と宗派
第4章 生活に根づいた宗教行事に触れる―生活習慣
第5章 優れた宗教芸術を味わう―文化と芸術
第6章 世界の「今」をキーワードで解く―現代と三大宗教
著者等紹介
保坂俊司[ホサカシュンジ]
1956年群馬県生まれ。早稲田大学大学院文学研究科修了。専門は、比較宗教、比較文明論・比較思想。麗澤大学国際経済学部教授をはじめ、早稲田大学政治経済学部非常勤講師、財団法人東方研究会・東方学院講師、財団法人モラロジー研究所研究員を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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白と黒は一番仲良し
1
今まで自分の中で漠然とした認識でしかなかった宗教。近年、イスラム過激派によるとされるテロが頻発していることもあり、正しい知識を得たいと思った。 三大宗教の成り立ちや、宗派の分裂に至る過程、生活様式など様々な項目を比較しながら見られたので、楽しみながら読み進められた。2017/10/22
双六人生
0
タイトル通り「知識ゼロ」の状態から仏教・キリスト教・イスラム教が学べます。宗教の起こりから説明しているので歴史書のように読めますし、それぞれの教義の違いをすぐに読み返せるので理解が深まるのではないかと。イラストが多い作りなので導入には良い本となる気がします。キリスト教がユダヤ教の親戚みたいなものだったと、この本で読んで知りました。2012/05/20
hardm175r
0
本当に知識ゼロから学べます。この本のいい所としてはそれぞれのテーマがあり各々の宗教と比較しながら進めていくところです。しかしやはり1冊でキリスト、イスラム、仏教を学ぶのはできないです。 知識はあまり入ってないですww これから深く宗教を勉強するための辞書的な用途で使えるかもしれません。2010/09/01
Ehbb1Ehbb
0
宗教に関する知識が全くなくても楽しめる。知識を深めるための入門にはちょうどいい。2018/11/30
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