出版社内容情報
空良と高虎たちが日向埼に移り住み数年。生まれた時から何も持たず、名前すら与えられなかった空良が、高虎と正式に祝言を挙げて今は唯一の伴侶として愛を注がれている。高虎も戦場では鬼神と恐れられているが、空良の前では素直に己をさらけ出すほど心を許していた。領民にも慕われ穏やかな日々を過ごす二人は、ふとしたことから衰弱した孤児と白い老犬を拾い育てることになる。
内容説明
空良と高虎たちが日向埼に移り住み数年。生まれた時から何も持たず、名前すら与えられなかった空良が、高虎と正式に祝言を挙げて今は唯一の伴侶として愛を注がれている。高虎も戦場では鬼神と恐れられているが、空良の前では素直に己をさらけ出すほど心を許していた。二人は、ふとしたことから衰弱した孤児と白い老犬を拾い育てることになる。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
きょん
20
シリーズ5作目。隣国の治世の乱れに対するお二人の姿勢があくまで「民の安寧」というのがホッとする。とはいえまだまだ大国が周囲にいくつもある戦国時代で今後の国造りも困難山積みなんだろうな。2023/01/08
まふぃん
18
孤児・捨て吉と犬のシロの話。2023/07/20
anko
15
そらと旦那さまの第5弾。賑わいと喧騒が聞こえてきそうな生き生きとした領地の様子に心躍り、捨吉とシロの絆にうるうるし、相変わらずラブラブな夫夫の様子ににんまり。嫁ラブだけでない三雲の鬼神の名に違わぬ高虎の凛々しさと覇気もある姿も見れ、うちの旦那様素敵と見惚れるそらの可愛いさも堪能させて貰いました。元服し凛々しくなってきた次郎丸改め貞虎の成長も嬉しい。次作も楽しみ。2022/11/12
しましまこ
14
善き御城主夫婦、安定の国造り本。2022/10/22
ハル
9
<再読>シリーズ⑤2024/07/21