内容説明
雑誌社で働く白玉純の楽しみは、キャンプ場で一人テントを張りご飯を作るひと時。そこに現れたのは、孤高の雰囲気を持つ深山だった。「隣り合っている星が傍にいるとは限らない」―二人で星空を見上げているのに遠かった彼らの距離は、一緒にキャンプ飯を食べるうち徐々に縮まっていく。深山が社長だと知つてからも二人きりのキャンプは続き―。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
きょん
28
自分は屋外活動苦手なタイプなのですが、キャンプご飯はとっても美味しそう。受元カレの様な小悪党タイプは恨みを買わないように美味しい餌を与えて除外するというのも世慣れた感じの対処ですがフィクションではちょっともやっとするかも。ワールドワイドな大会社の社長がゲイ婚貫けるかは心配だけど、これを描こうとすると余裕で一冊かかりそうですね。2018/11/30
タビサ
25
キャンプBL。白玉のキャンプ飯が美味しそう。彼のキャラもあるけど、キャンプがとっても楽しくてステキなものに思える。ソロキャンパー同士で出会って、キャンプと仕事を通して距離が縮まりラブも良かったけど、とにかくキャンプが楽しそう♪キャンプでの深山と白玉と関係をもってからの深山の印象が変わり過ぎー。そのギャップもいいんだけど(笑)キャンプと美味しそうなキャンプ飯、そして甘いお話に大満足。感謝のお借り本。2019/04/15
のこ
24
大手スポーツ用品メーカーの社長×アウトドア専門誌の記者。ソロキャンパー同士、週末のキャンプ場で出会い、少しずつ距離を縮めて行くという展開が美味しそうな料理や美しい星空などの描写も相まってとても好ましかった。アウトドアでの行動力って、その人の生きる力、引いては根本的な考え方とか生き様に通じていて、人となりを見定めるのに役立つと、日頃から私は思っているので、このお話の掴みはばっちし。寡黙で熱量低めだった攻め様が実は情熱的な人だったところもいいし、過去の遺恨の始末の付け方も攻め様の懐の深さを表していたと思う。 2018/11/30
しましまこ
22
ラブよりキャンプ飯!2018/11/18
ももちゃん
9
作家さん買い。キャンプ飯美味しそう〜ソロキャンプ楽しそう〜 キャンプ場で出会ったふたりが少しずつ距離を縮めていくがよかった♡甘々だった。受けの元彼はクズかったのでもっと酷い目にあってほしい。攻めの元婚約者のエピソードはシリアスでなんかしんどかった。2020/09/08