出版社内容情報
自慢の幼なじみ・矩文には完全無欠な人生を送って欲しい実晴。矩文に告白され「俺なんかを好きになるのは許せない」とキレて！？
内容説明
幼稚園の頃から大好きで、火事から命を救ってくれた矩文は、実晴にとって王子様のような存在。王子様には完全無欠な人生を送ってほしいと願う実晴だったが、大人になったある日、思いもよらず矩文から愛を告白され「王子様が自分なんかを好きになるのは許さない！」とキレてしまう。矩文を理想化するあまり自分の初恋に全く気づかない実晴は！？
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
たべもも
31
★★★☆☆。幼なじみﾓﾉ。就活が上手くいかず取りあえず入社した和菓子屋でｸﾞｽﾞｸﾞｽﾞ過ごし、告ってきた攻めに｢そんなの王子様じゃない｣とｷﾚる受け。理想ばっかり高かった受けが仕事の事も含めて等身大に考えられるようになって良かった良かった。攻めが何気に健気です。2015/07/17
きょん
23
実晴くんにあれだけ勝手な思い込みで理想を押し付けられ八つ当たりされても、嫌いにならずにいられる攻めの心の広さにひたすら感心してたな。思い続けた年月の重さは双方共通なのかも。そして途中から虎プリン饅頭のブレイクの方が気になって仕方なかった。プリン味のおまんじゅうってちょっと食べてみたい。2015/08/10
華緯
16
…いや、二十歳も過ぎてる社会人が、ソレはないよ…。…実晴が矩文に制御できない罵り雑言を浴びせる度、何度、実晴なんかフラれてしまえ！と思ったことか…;;…読み続けたのは、実晴が職場で、意欲はなくても何とか前を向いて進めないかと悩む姿と、熱意が持てないながらも真面目に仕事に取り組む姿があったことで、いい加減な子じゃないと思えたから…。でもな〜実晴に、幻滅するから“人”のように生活するな…的なこと散々言われて、それでも実晴を好きでいる矩文も、大概だよ…;;…とりあえず、和菓子が食べたくなりました。2015/07/18
雫めろん
9
いやー、しんどかった。ほんと、だいぶ後半まで受攻にイライラしっぱなし。どっちにも魅力を感じないし、特に受が子供で身勝手すぎてその目線でそれがさも当然かのように語られるのがとってもきつかった。とても社会人には思えないくらいの愚かさなのに笑えもしません。あらすじではもっとドタバタなラブコメかと思ってたのに、全然違いました。随分と受をこじらせた割に最後はあっさりなのも拍子抜け。2015/08/03
nono
7
BL。遠い親戚の幼馴染み。相手を好き過ぎて美化する気持ちも解るけど、それを相手に押し付けるのもねぇ。好きな相手にカッコ悪い所を見せないよう頑張る攻が何やら哀れ。残念今回はあまり好みでは無かったです。2016/05/23
