出版社内容情報
亡兄の家を訪ねた元刑事の大上は瀕死の義姉を発見するが、一転、容疑者となってしまう。紀美原という美貌の刑事と事件を追うが…!?
内容説明
亡き兄の家を訪ね、リビングで瀕死の義姉を発見した元SATの大上は、被害者の身内から一転、容疑者となってしまう。真相を暴くため、美貌のエリートながら異端の刑事である紀美原とともに犯人を追うことになるが、今回の事件と兄の死には繋がりがあることが判明する。真相に近づくにつれ、二人の関係もまた妖しく絡み合っていくが…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たべもも
26
★★★☆☆。攻め視点のお話。始めは事件の展開が気になり読み進めましたが、二人で犯人を追跡し始めた頃からあとがきにあるようにロードムービーっぽい面白さに。攻めが物静かなタイプなのもあり全体的に静かな印象ですが、お互いの痛みや捕らわれていた考えから解放されるラストはじんわりきました。甘さはないけど良いお話。2015/07/16
まふぃん
13
事件をおっていくので文章が淡々しとした印象でした。2015/09/18
華緯
11
うん、読んだぞ。という感じ。何だかW○W●W;;のドラマを一挙に見た後の脱力感に似てる…。初めは紀美原というキャラがよく分からなかったし、修司を誘って、ノリノリで喘ぐ姿にも、実はかなり引いた;;…あとで、なかなか壮絶な過去があったから…というのが判明したけど、それでも浮いてる感はハンパなかった。…修司が着実なキャラだったから尚更かも。警察官として、かなり“なんちやって”になってますが、まぁ、お話だし…;;…余談ですが、ブラフで、“犯人は身近にいる”っていうのがあったから、かなり最後まで元木を疑ってました。2015/07/19
りんご☆
9
読了2016/05/20
つぼみ
8
全員サービス応募のための消化本。う〜ん、面白くなかったわけじゃないけど、何か足りない感じ。重い設定の割には淡々と話が進むので、のめりこめなかったというか。熱度の低いお話でした。2015/08/06