幻冬舎ルチル文庫 天使は夜に穢される

雪代 鞠絵【著】

幻冬舎コミックス（2014/07発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 252p／高さ 15cm
• 商品コード 9784344831865
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

内容説明

身寄りがなく教会の施設で暮らしている高校生の沢村佐智は、ある日突然美術商の叶唯臣にさらわれ、亡くなった恋人「晶」の身代わりとして陵辱されてしまう。「晶」と呼ばれながら贅沢な生活と過ぎる快楽を与えられる日々…、しかしそれは佐智ではない、恋人に向けられたもので―。「サンクチュアリ」を改題、書き下ろしも収録しての文庫化。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[サキヤマ アン]

「サンクチュアリ」の改題、書き下ろし収録の文庫化。そちらは未読。久々に可哀想なお話だった。薄幸な受、身代わり、監禁、凌辱、執着。最後はハッピーエンドなんだけど、ちょっとモヤモヤ。

2014/07/28

[りんご☆]

読了

2016/08/23

[華緯]

自分がイメージしてた通りのザ･雪代さん、と言う感じ。叶はもちろん、久遠も晶も、どこか壊れてますが、牧師が佐智を見捨てたのは、さすがにオイオイでした。受けが可哀相すぎて同調もできなかった…。佐智だって、あんなに酷いことをした叶に恋したのは、そう思っていないと、本当に自分が壊れてしまいそうだったからじゃないのかなぁ…。…そのうち復学して日常を取り戻してからの微妙なすれ違いを経て本当に恋人同士になる…ってお話も読んでみたいかも。…って、何作ってるんだ自分…;;;

2014/07/28

[tanya]

受があまりにも理不尽に扱われてるのに誰も助けないのは・・・どうにもな展開のお話だった。恋愛感情無いだろうって思うんだけど、そこはハピエンにもってく辺りBLさまさまです。一番酷いのは神父様だと思う。

2014/08/09

[まこにゃ～]

いなくなった恋人の代わりに誘拐・監禁・陵辱。うーーん、これは、攻めも受けもアホなんじゃないかと思いました。身代わり系としてはよくある話で、どんな理不尽に扱われてても最終的には「実は・・・」って展開になるのは分かってたけど、それでもやはり受けが攻めに惚れるのはないわーって思ってしまって（汗）攻めが平気で嘘つくのとか最悪。好きなテーマなんですけど、いまいち受けにも攻めにも魅力を感じなかったかな。あと挿絵の攻めが若すぎて違和感。

2014/08/07