内容説明
大学生のミチルは、２０歳以上年上の大学教授・峰原と体の関係を持ち、学費の援助を受けていた。峰原の包容力に安らぎを覚えながらも恋人とは言えない関係のまま…。ある日、手塚という同級生に友達になろうと声をかけられる。若く真っ直ぐな手塚に、峰原にはないトキメキを感じるミチル。しかし、手塚は峰原がかつて別れた実の息子で―！？
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
祐＠暫しお休み中
8
3Pモノかと思いきや受を間に挟んでの三人恋愛モノで、攻親子が互いを尊重しつつ認め合っているせいかなかなかバランスのとれた良い関係だなーと思ってしまったw中盤からは水原さん曰くちょっぴり演歌風味な展開もあり、受が思ってたのと違う行動に出たせいでどういうカタチに収まるのか読ませないところが面白かったし、ストーリーや雰囲気ともに地味めな印象ではあったけど、年上ならではの包容力と同い年から向けられる一途な情熱が愛に臆病になっていた受の気持ちを変えていくという過程は、優しさと温かさが満ちてて良かったです。2014/03/02
きなこ
8
親子両方から愛される話と聞きドロドロな3Pものを想像していたけれど、そうではなく3人で共存する話。生い立ちから愛することに怯えていたミチルに峰原は本当に大きな愛で包んであげる。また息子の一行も部をわきまえた態度で真っ直ぐな愛を注いでくれる。歪な関係であるはずなのにいやらしさとかは無く、この3人ならこれからも上手くやっていくのだろうなと感じさせた。何と言っても峰原！大人の余裕、抱擁力の影で1人で老いていく怯えや嫉妬心が見え隠れしてすごく素敵なキャラだった。2014/03/02
りんご☆
7
読了2015/10/15
紗杏
7
イロイロな心情や登場人物や不幸があるんだけど、主人公のせいか大人な先生のせいか全てノンビリした印象になってる。2014/03/28
kinoko
6
3.0 一行がここまでミチルに入れ込んだ理由がよくわからない。お父さんがステキすぎるので、まっ、いいか。2015/07/11
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