内容説明
世俗的な欲とは無縁で射撃に唯一の情熱を傾ける刑事・高沢裕之は、現場でやむを得ず発砲、通行人に怪我を負わせたため懲戒免職となった。そんな高沢の前に、美しくも冷徹な菱沼組の若頭・櫻内玲二が現れボディガードを強要する。そして対抗勢力に狙われた櫻内を庇って負傷した高沢に、今度は愛人になれと告げ―!?「たくらみシリーズ」待望の文庫化。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
このん
18
(2014年10月19日3893)Amazonさんに勧められて買った本の前に5巻も出てて、続き物だったのがちょっとショック。1巻から気長に読むかね。。高沢は暴力団対策係の警察官だったので銃を使うが街中で一般市民に当たり懲戒免職になった。その高沢の腕に惚れてボディガードを依頼したのが暴力団の櫻内だった。一旦は断ったものの硝煙の匂いを愛していた高沢は櫻内の話にのった。いつしか櫻内の愛人に成り下がった高沢だが、櫻内は高沢の腕もかっていた。警察官だった自分の今の立場に思う事はあるものの慣らされていった。2014/10/19
ふみ
9
櫻内(菱沼組若頭)×高沢(元刑事・ボディガード)復刊でシリーズで4作品発売されるようですね…書下ろしがプラスされ、イラストも全て描下ろしされたようです…愁堂さんにしてはハードなお話でしたが、らしいお話でもありました~893と警察の癒着、闘争、お話はホント!タイトルそのままで、櫻内の思い通り?でも、あとは高沢の『心』が思い通りになるのはいつの日かな^m^書き下ろしは櫻内視点のお話で、高沢に対する想いが綴られたSSでしたが、なかなかよかったデス(^o^) 2012/02/16
uuuuuuuuko(うーこ)
7
無表情で淡々としてる受なので強●から始まる関係も悲惨さは薄い。攻の執着ぶりから本気とわかるが受にはまったく伝わってないのが少し気の毒(笑)。ストーリーはたいしたことないけどこの2人がどう変化していくのか読み届けたい。2013/07/23
ちるる
6
復刊で再読。懐かしい〜。まだBL初心者だった頃読んでました。射撃以外に関心がない元刑事が美貌のヤクザに躰から落とされるシリーズ第1巻。無理矢理から始まるのでハードっちゃハードなんですが、受さんの無感動な様子があまり悲壮感を感じさせない。躰は繋がっても心はまだ繋がらず。そして美しい櫻内が印象的なこのシリーズ、私のヤクザモノ好きはここから始まったのかもと思う。2012/03/29
りんご☆
4
西村は消えた?いち2015/01/03