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内容説明
とある事情から極度に人見知りな少女・朱璃は、その潜在的な能力の高さから妖(あやかし)を退治する闇疾(やみばしり)という組織に、見習いとして引き取られた。そこで御角圭佑という退魔士の護衛がつくことになる。最初は性格のせいで、うまく接することができない朱璃だったが、自らの生い立ちを話すうちに圭佑とうちとけていった。そんな中、凄惨な殺人事件が立て続けに起こり…。第二回幻狼大賞「奨励賞」受賞作品。
著者等紹介
いおりべゆう[イオリベユウ]
『ヴァーミリオン・スプライト』で、第二回幻狼大賞奨励賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ひめありす@灯れ松明の火
19
ちょっと語りすぎて冗長な所、語らなさ過ぎて物足りない所、エピソードを盛り込みすぎ消化不良の所、因果を描き足りない所、色々ありますが全体としてはとても好みの感じでした。初めてのお友達エピソードで微笑ましく終わらせるかと思ったら主人公の豹変により突き落とされる感が、非常に稀有な才を感じさせて、有望な新人さんを発掘したぞ、という印象。表紙そのもの、可憐で愛らしく、かつ繊細で儚げなんだけれど禍々しく極彩色の毒気を持つ主人公が可愛らしいです。年上男子を手玉に取りまくり、これで12歳なんて朱璃なんて恐ろしい子っ……!2012/03/08
秋製
5
主人公の少女朱璃は、どんだけ~!とおもわずツッコミをしたくなるような超天然娘。でもとても辛抱強かったりと色々な面が魅力的な女の子でした。訳あって「闇疾」(やみばしり)と言う妖を退治する組織に属し、そこに属する圭祐と言う青年に護衛される事に。関西出身の圭祐と朱璃の夫婦漫才みたいなやり取りは面白かった!ラストは年齢関係なく、ちょっと違った角度?で、命について少し考えさせられた気がしました。2012/10/08
こんこん
1
ちょっと軽すぎるかな、と思っていると、主人公兼ヒロインの立ち位置がなかなか面白い。転がり落ちる先にあるものは。2012/02/12
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