内容説明
秘密を共有する相手でもある歳上の恋人・匡一郎―そんな彼との生活に慣れてきたある日、高校生の智雪は写真部の校外撮影会に参加することに。そこで以前のクラスメイトに出くわし、過去を暴露されてしまう。周囲の反応を不安がるのを匡一郎は優しく抱いて慰めるが、そのとき智雪は、ある違和感を覚えて…?書き下ろしも収録し、待望の文庫化。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
なみ
13
いい完結編だった……智雪の成長ぶりも著しく微笑ましい♡2016/08/13
usamomo
8
大好きなシリーズなのであともう1冊ぐらい書き下ろしが欲しかった!!この巻はほとんど能力もなく甘いだけでもなくて好きです。 ラストに2年後の二人が見れてとっても満足♪2011/05/21
zwei
7
最終巻。「…いろんなことがあったけど、一つも無駄じゃなかったんだと思う。」達観しすぎだよ~と思いましたが、幸せそうなので、良かったです。糖分補給しました。2011/05/29
れいく
7
楽しみにしてたけどこれで終わりだと思うとちょっと寂しいなぁ。すっかりラブラブな匡一郎と智雪だけど、やはり今回も事件に巻き込まれてしまい……。ただ今回は“能力”で事件解決したのではない所が今までとは違ってましたね。もう特別なものがなくても思いだけでしっかりと結びついたふたり、という感じ。揺るぎないふたりの今後に幸あれ!番外編で大学生になった智雪と相変わらず智雪にぞっこんな匡一郎が見られて良かったです♪けど能力の話がないと単なる年の差カップルものになっちゃうんだな(笑)2011/05/19
IENEKO
6
両親との関係が良くなっていく過程が描かれていたのが良かった。年の差はきたざわさんではお馴染ですが、この攻は疵を抱えていたり、資産家でも有名人でもなく、万能保護者ではないところが新鮮でした。一緒に変わっていく関係がいいと思う。それにしてもこのシリーズはタイトルに入っている『罪』の意味が最後までよく判らなかったなぁ。2011/05/26