内容説明
遺伝子操作で警察犬の能力を組み込んだ“犬”と呼ばれる人造人間。彼らは警察や公安の「人間」を主として危険な任務に就いていた。ある日、公安の窓際捜査官・灰原に下されたのは、狙撃で主を失いそのまま行方不明となった野良“犬”捕獲命令―。追手を翻弄し逃げ回る野良“犬”ゴールデンビッチが命を賭して主の仇を討つ覚悟だと気づいた灰原は―。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
こげぱん
11
ビッチだけど心はやっぱり一途なわんこでした。ちょっと猫っぽかったけど。愛されたいけどでももうその人はいなくて、身体を汚し傷つきながらも敵を討とうとするクラウディアが切なかった。野良犬人生に終止符をうってこれから素敵な飼い主と一緒に幸せな道を歩いて欲しい。大吾ならきっと目一杯幸せにしてくれそうだよね(´ω`*) それにしても大吾の腕の中であんなに可愛くなるなんて「ほんと俺を殺す気か」ですよw2011/02/17
ミル婆
10
ビッチのふりをした健気受、猫の皮を被った小型犬。バイクにスナイパーとピンポイントで嗜好を直撃してきた!と思ったらミサイルランチャーで台無し。かと思えば、最後にワンコのナビでライフル狙撃でドミノ倒し。キーアイテムの髪留めを使っての脱出。うーん満足。いや、待て、これBLだったんだよね…えと、ピュアとビッチは紙一重…。2012/02/18
岡ピー
10
挿絵が違うからわんこだとは思わなかった(むしろニャンコかと。笑)そしてまさかあの事件との関連にあの人たち以外の被害者がいて、また苦しんでいたことに、こっちまで泣きそうになった。彼らの捜査はまだまだ終わらないのかな…愛されることをしっかり覚えて幸せにしてもらいたい。そしてようやくまともな飼い主だなぁ(笑)2011/02/16
りんご☆
9
読了2016/05/24
kat
9
「犬」シリーズの公安版。こちらの公安の面々もなかなかの曲者揃いで、面白かったです。「犬」は、警察モノの犬たちよりオテンバ(?)な印象でしたが、やっぱり健気でした。後半の派手な倒壊シーンが好きです(笑)2012/02/09
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- 和書
- そのあとは