内容説明
女の幽霊が出ると噂の公園。女装して悪ふざけに出かけた新名啓杜は、そこで「死んだ恋人に逢いに来た」らしい不思議な男と出逢う。ピアノの音に導かれてその男・相原広重と再会し、いつしか彼独特の優しさに惹かれていく啓杜。普段はピアノ好きな男子高校生として、朧月夜には彼の大切な女性のふりをして、繰り返し相原に逢いに行くけれど…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
妖才アイランド
7
いい話でした。読んだ後にホッと安心する感じです。穏やかで優しそうな相原さんには主人公と同様に色々騙されました。酔っ払いに絡まれた時に助けてくれたワイルドさはともかく、エプロン姿を眺めながらの妄想には笑ってしまいました。友坂さんが心配するのも無理もない(笑)2017/07/19
メイ&まー
6
あと一歩!広重さんの変態ぶりがもうちょっと見たかった(笑)。脳内妄想のアレやコレをもうちょっと覗きたかったな~。前半が長くてちょっと飽き気味だったけれど広重さんが加速し(笑)てくるにつれ面白く読みました。もう一冊のは友坂編なのか!楽しみに読みます。巨乳好きを明言していた彼がどんな風に・・・。2010/06/29
りんご☆
5
読了2015/04/02
Yumeochi
3
その後が気になります。2012/04/16
里希
3
なんともオトメな攻だと思っていたらヘンタイだった。このギャップは嫌いじゃない。むしろ好きだ!!良くも悪くもセンシティブというか。これだけ真っ正面から正論で反対していた両親が、有名絵本作家が援助しますの一言で割とあっさり折れちゃうのはどうだろうという気がしないでもない。イジワルだと思った親友はすごいいいヤツだった。2010/01/07