内容説明
刑事の小山臣が新進気鋭の画家・秀島慈英と恋人同士になって4年、同棲を始めて1年が過ぎた。幸せではあるが、画家としての地位を確立していく年下の恋人に、自信を持てない臣。そんな二人の前に慈英の大学時代の友人・三島が現れ、慈英につきまとう。不安を感じる臣だったが…。慈英&臣、待望の書き下ろし最新刊。表題作ほか商業誌未発表短編も同時収録。
著者等紹介
崎谷はるひ[サキヤハルヒ]
1971年3月16日生まれ。九州出身・神奈川在住
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
黒猫
20
臣さんをまるごと包んで、溺愛する慈英、でも生きがいい臣さんジタバタしちゃう年上の恋人切ないけど、甘い方が勝つ(笑)最高です。2012/07/09
ちょろみ
15
この2人好きだゎ…。慈英のコトが大好きなんだケドいつまでも自信を持てず不安でグルグル悩んでる臣サン。「アンタ充分愛されてると思いますケド…」と思いながら読んでたら想像以上の慈英の愛にビックリ!!絵以外のコトには無関心だった過去と、現在の臣への執着のギャップがスゴイ。慈英かなり歪んでます。怖い程の執着愛に喜びを感じてる臣サンも歪んでるのか…。この2人はお互いにこの人じゃなきゃダメだったんだ!!と実感しました(泣)。三島はリアルにいそうなキャラで怖かったです。2011/06/12
ルーリィ
14
再読です。狂気じみた三島も怖いけれど、慈英の静かに怒る所は怖い。面倒な性格の臣さんには重い位の愛情でないと安心も信頼も出来なかったのかもしれない。二人共とてもオカシイ位に歪んでいたんだけれど、お互いが一緒にいる事で満たされて、安定するんだと思うのです。でも、臣さんよりも慈英の方がより歪んでいる。照映曰く「いかれてる」。そのいかれてる頃の慈英に「いかれて」しまったのが三島だったのでしょうね。2011/07/20
青龍
12
飄々としているような慈英なのに、他人との関わり方が、これほど難ありだったとは...。彼にとって臣さんは、本当に特別な存在なのだなあ。先に手を出したのは臣さんだけど、もうお互いがいなくては駄目な程になっていて、2人とも相手が好きなのに、相手に愛されることに不安を抱えている。それにしても、いい感じのキャラだった堺さん娘(カズちゃん)には、また登場してもらいたい!それに...臣さんのイキ顔のスケッチって萌える...イキ顔はともかく、好きな男に絵に描かれるのは、直球ど真ん中に来ます...2013/06/26
りんご☆
11
読了 順番間違えたー2017/03/12
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