出版社内容情報
松本清張の原作小説と映像化作品の比較によって浮かび上がる、清張の胸の内に潜む深層心理、まったく新しい解釈を提示します
【目次】
内容説明
今こそ読む松本清張!松本清張の創作意図を、小説と映画化作品を通して、現在の視点で読み解く画期的論考。物語に秘められた清張の真意に迫る!書下ろし。
目次
序章 二〇二〇年代の「松本清張」
第一章 「霧の旗」―映画化作品から読み解く潜在メッセージ
第二章 「波の塔」と「内海の輪」、そして「砂漠の塩」―恋愛と不倫の境界線
第三章 「ゼロの焦点」と「砂の器」―絶対に隠したい、誰にも知られたくない過去
第四章 「けものみち」と「迷走地図」―政治の魑魅魍魎という幻想譚
第五章 「疑惑」の核心、その虚像と真実
終章 「霧の旗」の桐子と「疑惑」の球磨子
補章 「深層心理」の源流を探る
付記1 極私的・松本清張作品ベストテン
付記2 極私的・映画化作品ベストテン
著者等紹介
藤脇邦夫[フジワキクニオ]
1955年(昭和30年)広島県生まれ。大学卒業後、専門学校、業界誌を経て、1982年出版社入社、2015年定年退職、以後、著述業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 電子書籍
- RUN+TRAIL別冊 TRAIL H…



