内容説明
「お金がないと、何もできないんだよ」母の言葉が、すべての始まりだった―。1歳で父を亡くし、牛乳配達に励んだ少年時代。奨学金でアメリカへ渡り、世界的企業の経営者に。そして、受けた恩と築いた財産を、未来へ―。これは、一人の日本人が歩んだ「恩送り」の物語である。
目次
第1章 「お金がないと何もできないんだよ」原点となった母の言葉(母の背中と幼少時代;逗子の朝を駆ける ほか)
第2章 「君はお金に支配されない人間になれるかね」松下幸之助との出会い(規律と対話 穏やかな団交;アメリカ留学への扉、再び ほか)
第3章 真の満足とはなにか ローレンス・ウィーンが教えてくれたこと(再会と出会い―ウィーン奨学生たちの30年;ウィーン氏が私の心に植えた種 ほか)
第4章 返すべきものに気づいた日 経営者としての到達点と「恩送り」への転換(絶頂の中で芽生えた問い;訴訟社会という名の荒野 ほか)
第5章 「ギビング・ホワイル・リビング」への到達 生きている間にお金を使い切る哲学(チャック・フィーニー氏への共鳴;富を持つことの幸福と、その限界 ほか)



