内容説明
全国に広がる農業用水路と砂防堰堤の活用が、持続可能な社会を実現する鍵だった。地域コミュニティの力でつくり出す日本型再エネ社会の青写真。
目次
第1章 日本と欧州の再エネ事情を比較検討(地球温暖化解決の鍵となる再エネ~偏った日本の再エネ事情;ドイツの再エネの柱・風力発電~日本では適地不足 ほか)
第2章 小水力の未来への可能性―過去から現在、大規模開発の限界と環境破壊(水力発電の価値;大規模開発の限界と自然破壊 ほか)
第3章 日欧規制の違いから、見えてくる小水力発電の課題(ドイツの再エネ規制~再エネ推進と開発規制の両輪;スイス 土地利用の規制~野立ての太陽光発電を禁止 ほか)
第4章 欧州と日本の好事例から、目指すべき小水力発電を探る(高効率化を技術革新で実現―親子で小水力発電の新技術;小さな発電所で町の弱体化の危機を解決―地元の足となる電気バスに活用 ほか)
第5章 日本の小水力発電の未来を探る―モンスーン・アジア地帯の中の日本の特性から(あなたは2050年に何歳になりますか?;アジアの「共同体制の強い社会」の特性と日本)
著者等紹介
高橋喜宣[タカハシキヨシ]
1954年生まれ。北海道函館市出身。退職ホテルマン。元かわさき市民活動センター所属の市民記者。NPO法人市民電力連絡会理事。定年退職後、放送大学に入学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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