内容説明
変えるべくは「犬」ではなく、「犬が育つ環境」と「飼い主との関係性」。犬と人が、互いに無理なく共生するために―環境・関係・視点を問い直す一冊。都会でドッグスクールを営んでいた著者が、愛犬オポの心身の変化に気づき山へ移住。自然の中で犬として生きるオポの姿から、現代の犬育ての根本的な問題が見えてきた。
目次
プロローグ オポと卵
第1章 犬にトレーニングは必要なのか
第2章 犬の対話力とパーソナルスペース
第3章 犬と犬の関係、犬と人の関係
第4章 犬と遊ぶこと、犬をかわいがること
第5章 犬のストレスと問題行動
第6章 犬語と犬の行動の理由
エピローグ 傷ついたカラスが休んでいた場所にあの日オポもいた
著者等紹介
宮武佐千子[ミヤタケサチコ]
ドッグスクールGoodBoyHeart(グッドボーイハート)主宰。中学生で犬の訓練士を志し、盲導犬育成施設勤務を経て家庭犬スクールを開校。「オポハウス」と二拠点で活動している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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