内容説明
語り得ぬ世界を、私たちは生きている。近代哲学の巨人たちの思想を手がかりに、世界の成り立ちを解き明かし、よりよく生きるための道筋を示す実践哲学入門。時間とは何か、美とは何か、他者とは何か―古代ギリシャから現代まで、人類が問い続けてきた根本的な謎を精神科医の視点で読み解く。
目次
1 近代哲学の流れ
2 世界は生き物や人間が作り出す
3 時間とは何か
4 哲学から見た科学
5 知覚を考える
6 無意識と価値観
7 感受性の構造
8 言葉の意味
9 心―人間とAIを分けるもの―
10 他者の問題
11 哲学が導く良い生き方
12 書き忘れたこと
著者等紹介
野上憲彦[ノガミノリヒコ]
1947年生まれ。精神科医。九州大学医学部卒。療育医療センター若楠療育園園長。障害者医療・発達障害医療専門(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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