内容説明
日本から約9500km離れた国には、多様性に満ちた国際教育と自分らしく生きる道があった。教育熱心な世界の富裕層に留学先として選ばれる“教育先進国”スイス。この地で30年間暮らし、子育てや起業を経験して気づいたのは、多様な価値観に触れながら「自分軸」を築くことの大切さだった。子どもの可能性を広げる国際教育の本質とスイスの魅力を、留学支援のプロが綴った実践的エッセイ。子どもに国際的視野を持たせたいすべての親に贈る。
目次
1 私のスイス生活の始まり(日本人が親しみやすい国スイス;なぜ、スイスに30年間住むようになったのか?~私が体験した日常のスイス~)
2 娘の寄宿学校と私の起業(スイスで、サラリーマン生活15年後に、留学の会社を立ち上げた理由;日本の生活との比較で感じること)
3 かわいい子にはスイス留学させよ(将来の日本を担う子どもたちに最適なスイス留学;日本の学校教育に危機感を覚えた経営者や富裕層が増加 ほか)
4 スイス留学のプロが教える、成功への道(まずはサマーコースから体験してみよう!;留学=海外体験学習、体験させてみることが第一歩 ほか)
5 私が先人から学んだ海外留学及び交流(近代日本の礎に貢献した偉人たち;自分の生い立ちに絡んだ英語教師だった母からの影響)
著者等紹介
伊礼彩華[イレイアヤカ]
静岡県出身。大学仏文科卒業。ダイヤモンドに興味を持ち、米国へ留学し、宝石鑑定士の資格を取得。東京の大手商社宝飾部に就職。1989年スイスに渡り、チューリヒ大学へ短期留学の後、チューリヒの宝飾企業に就職。日系及び米系銀行に勤務。働きながら、米国大学のMBAを取得。2004年からジュネーブの独立行政法人スイス事務所に勤務。プロジェクトコーディネーターとして、ビジネスセミナー、展示会、ビジネス視察の企画アレンジ、スイス企業調査、対日投資PR等を行う。スイスに戻った後、日本の子ども向け、スイス留学コンサルティング及び現地サポートを行う会社を現地で設立。2023年会社を譲渡。引き続きスイス留学の相談に応じながら、インバウンド向け体験教室を準備中。筆者名はペンネームである(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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