内容説明
本来の自分に立ち返る重要性を説いたハイデガーの思想。深い洞察力で優れた俳句を残した、松尾芭蕉の“旅に生きた”人生。デイケアを営む医師が両者の共通点を探り、表面的な価値にとらわれない生き方のヒントを説く。
目次
第1章 松尾芭蕉と本来的存在(本来的存在について;野ざらし紀行:『野ざらし紀行』に見る芭蕉 ほか)
第2章 芭蕉の言葉で実存哲学を説明する(「古池やかわず飛び込む水の音」はどこが良いのか;更科紀行 ほか)
第3章 自己紹介(誕生~子供時代;大学時代 ほか)
第4章 ライフストーリー(2024/3月号Y・K様(94歳男性)
2024/4月A・K様(84歳男性) ほか)
著者等紹介
伊藤芳宏[イトウヨシヒロ]
京都市出身、昭和36年京都大学工学部入学、昭和38年京都大学医学部編入、昭和42年京都大学医学部卒業、同年京都大学生理学系博士課程入学、昭和46年満期退学、同年京都市内の総合病院の放射線科医長に就任、昭和56年退職、同年イトウ診療所開設、平成13年大規模介護デイケア(定員60名)を併設(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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