内容説明
受験英語のその先へ―意欲と能力を引き出す英語教育を目指して。グローバル社会で戦い、AIと共存する時代に、日本の英語教育はどう進化してきたのか。英語教師として塾から大学までの現場経験を持つ著者が、実践例を交えて30年の英語教育の変遷と未来を描く。学校のカリキュラム改革に役立つ一冊。
目次
第1部 英語教育30年の変遷(「読んで訳して」文法訳読の1990年代;「訳して読んで」音読重視の2000年代前半;アウトプット活動重視の2000年代後半 ほか)
第2部 2020年代英語教育の現在~中学・高校・大学での授業実践より~(コロナショックで確立した中・高のオンライン授業;こんなに変わった中学校の英語授業;内容を通じて英語を学ぶ高校のCLIL型授業 ほか)
第3部 英語教育のゆくえ(グローバル英語を学ぶ;二極化の行く末―選択制英語教育―;生成AIと人間の共存 ほか)
著者等紹介
土屋進一[ツチヤシンイチ]
大学卒業後、学習塾に就職。その後、大学院に進学し、西武学園文理中学高等学校に21年間勤務。英語教育誌等に執筆活動を行うとともに、ELEC英語教育研修会や神田外語英語教育公開講座などで講師を務めるほか、多くの研修会、講演・セミナーに登壇。講演実績は全国11都県で計63回(2024年現在)に及ぶ。また、数多くのインタビューや取材を受けており、公開授業や示範授業にも招聘されている。2024年より西武文理大学専任講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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