内容説明
企業などでキャリアを積み、管理職として成果をあげるには、理科系と文科系双方の知識や考え方の習得が不可欠だ。本書では、元・大手素材メーカー技術職で弁護士、弁理士である著者が、社会人に必要な基礎知識をわかりやすく解説する。職業人・社会人として、専門を超えた視点で組織を動かし、未来を描くための教養本。
目次
第1章 筆者の経歴
第2章 エントロピーの理論とその類推
第3章 文科系と理科系の考察
第4章 理科系の人が知っておきたい文科的事項(1)―法律系1(考え方、民法)
第5章 理科系の人が知っておきたい文科的事項(2)―法律系2(民法以外、用語)
第6章 理科系の人が知っておきたい文科的事項(3)―会計系
第7章 文科系の人に役立つ理科的事項(技術を考察する基準)
第8章 理科系と文科系の融合した分野の例:特許制度
第9章 技術の発展の流れと画期的な発明の生まれる素地
第10章 エントロピーの理論とも合わせた社会の最適化について
第11章 現代の、あるいは現代につながる問題及び国際的問題
第12章 理科的・文科的素養を修得し活用するために
第13章 結論と補言
著者等紹介
影山光太郎[カゲヤマコウタロウ]
1944年愛知県生まれ。66年東京大学工学部合成化学科卒業。68年同大学院工業化学専門課程修士課程修了の後、AGC(旧旭硝子)(株)入社。82年弁護士登録。84年弁理士登録。主として、知的財産権関係、大学・企業再建・清算関係事件などに携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。