内容説明
大企業こそ新企事業の先駆であれ。NTTドコモ、アビームコンサルティングなどにおいて、数々の新規事業創造プロジェクトで大成功を収めた現役・経営コンサルタントが教える、熱きビジネスパーソンのための必読の一冊。
目次
1章 大企業が繰り返す茶番劇の正体(大企業のステージ;巨大な資金は「他人のお金」 ほか)
2章 大企業×コンサル=最悪(戦略コンサルタントは事業創造の専門家ではない;コンサルが出すのは絵に描いた餅 ほか)
3章 大企業だけが持つポテンシャル(偉大なサバイバー;大企業のグロース成長力 ほか)
4章 成功する大企業の事業創造(始めに弱く、後ろに強い;事業創造3つのパターン ほか)
5章 より効果を発揮するための事業創造方法論(アイディエーションにおける12の観点;地道なクリエイティビティ ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ちくわ
3
自分的には上半期で一番刺さった本だと思う。イノベーションというと、製品、ビジネスプロセス、ビジネスモデルの3領域に関していろいろと言われており、特に”新規事業”という観点で話題になることが多い。しかし、大企業が、①新たなリソースを用いたホワイトスペースの発見、②①を育てた企業とのアライアンス、③既存リソースを生かした新領域への進出、のうち、①に注力することの間違いを説くのはすごく納得感があった。よく大企業にて社内ピッチコンテストなどもやっているが、本当に大企業がやるべきことなのか見極めたほうが良いと思う。2025/08/11
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- 和書
- P.S.アイラヴユー