出版社内容情報
幕末維新。わずか七百の兵で四倍の幕府軍を撃破した片眼片足の不自由な「類稀なる軍略家」伊地知正治。激烈な性格で兵を率い勝ち続けてきた伊地知が新時代に見たのは、荒廃した土地で貧困に喘ぐ民の姿。大久保利通、西郷隆盛と並び称される勤王の志士が、表舞台から去った理由とは――? 〝この国のかたち〟を問う、心震える傑作歴史小説。
内容説明
幕末維新。わずか七百の兵で四倍の幕府軍を撃破した片眼片足の不自由な「類稀なる軍略家」伊地知正治。激烈な性格で兵を率い勝ち続けてきた伊地知が新時代に見たのは、荒廃した土地で貧困に喘ぐ民の姿。大久保利通。西郷隆盛と並び称される勤王の志士が、表舞台から去った理由とは―?“この国のかたち”を問う、心震える傑作歴史小説。
著者等紹介
谷津矢車[ヤツヤグルマ]
1986年生まれ。「蒲生の記」で、第十八回歴史群像大賞優秀賞を受賞。2013年『洛中洛外画狂伝 狩野永徳』で作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。