出版社内容情報
東京のある教会で、幻の高級ワインを飲んだ十一人が死亡、居合わせた代官山巡査も意識不明の重体に。ワインには新型の農薬が混入されていた。ドSすぎる女刑事・黒井マヤは愛する相棒(?)代官山を奪われた怨念を胸に、ドラマかぶれの熱血刑事・天神と共に捜査に乗り出す。果たしてこれは無差別殺人か怨恨か。暗黒系ユーモアミステリー、第八弾!
内容説明
東京のある教会で、幻の高級ワインを飲んだ十一人が死亡、居合わせた代官山巡査も意識不明の重体に。ワインには新型の農薬が混入されていた。ドSすぎる女刑事・黒井マヤは愛する相棒(?)代官山を奪われた怨念を胸に、ドラマかぶれの熱血刑事・天神と共に捜査に乗り出す。果たしてこれは無差別殺人か怨恨か。暗黒系ユーモアミステリー、第八弾!
著者等紹介
七尾与史[ナナオヨシ]
1969年、静岡県生まれ。2010年に第八回『このミステリーがすごい!』大賞隠し玉として、『死亡フラグが立ちました!』(宝島社)でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
tetsu
11
★3 久々のミステリー。大量殺人には理由があったのだ。東大卒キャリア刑事の浜田、今回はあまりひどい目に合わなくてよかったね。 久々の「ドS刑事」だったので未読がたまってしまった。2025/09/08
なみ
11
マヤたちが参加したワインのイベントで、毒殺事件が起こる。 代官山も毒入りワインを飲み、意識不明の重体に。 代官山に代わり、熱血刑事の天神がマヤたちと共に事件の真相に迫る。 マヤのブラックな面は控えめですが、刑事ものとして、そしてミステリーとしていつもよりも重厚な作風だったように感じました。 偶然と先入観によって、難事件になったものの、紐解いてみればしっかり筋が通っていて、すっきりした読後感でした。2025/05/28
にゃむこ@読メ13年生
7
お久々のシリーズ8作目。東京(といっても山梨県との都県境)のある教会で開かれた幻の高級ワインの試飲会。口にした11人が死亡、過去の事件の参考に、と居合わせた代官山巡査も意識不明の重体に。幻のワインには新型の農薬が混入されていた。代官様のピンチヒッター、新キャラは刑事ドラマかぶれの熱血漢・天神様と共に捜査に乗り出すマヤだが、やはりドS成分が足りない。事件の筋は真相が一筋縄では収まらずなかなかよかった。久々すぎて読了した過去のシリーズを振り返ったら、5作目の「さわらぬ神に祟りなし殺人事件」を飛ばしていた。2025/05/11
ブランノワール
6
面白かったです2025/05/02
FUKUIKE
5
★★★☆☆ このシリーズ読むのは7年ぶり!それだけに期待し過ぎたせいかもしれないがちょっと物足りなかった。新メンバーの登場も悪くはないがこのシリーズは黒井マヤ、代官山、浜田のメンバーで各々のキャラを最大限に発揮しながら事件を解決!それが楽しくてこのシリーズ追いかけてきたが・・今回はマヤのドSぶりも振り回される代官山の苦悩も浜田のケガも少なく、クスッと笑うことなく読了!次回はこの3人がメインのストーリーだといいな!2025/10/07




