幻冬舎文庫<br> ぼくが生きるということは、きみが死ぬということ

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幻冬舎文庫
ぼくが生きるということは、きみが死ぬということ

  • 越尾 圭【著】
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  • サイズ 文庫判/ページ数 340p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784344434615
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

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内容説明

ブラック企業で疲弊し切った航平と、末期がんで余命宣告を受けた一児の母、美羽。満開の桜の下で二人は入れ替わってしまう。「死にたい」航平と「生きたい」美羽は願いを叶えたはずだったが、“それぞれ”の人生を送るうちに本当の気持ちに気づき、お互いを思いやっていく。果たして「死ぬ」のはどちらなのか。ラストにあなたは涙する。

著者等紹介

越尾圭[コシオケイ]
1973年、愛知県生まれ。早稲田大学教育学部教育学科卒。第十七回『このミステリーがすごい!』大賞・隠し玉を受賞し、『クサリヘビ殺人事件 蛇のしっぽがつかめない』(宝島社文庫)でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

えみ

46
人はそれぞれ譲れないものがあって、本当に大切なものはきっとわかっている。だからこそそれにいつ気付くか。それが重要なのだと思う。費やした努力、力の限り願った想い。報われないことの方が多くて、それでも求めた人にしか結果は見えない。満開の桜の下で死にたい男と生きたい女が入れ替わる。一見優しさや切なさを物語として成立させたファンタジーなのか?と思い読み始めたが…過ぎたものばかり悔やんで、足りないものばかり欲しがった2人が生と死を渡り合い共有し、許し認め信じることで本当に大切なものを知っていく姿に勇気をもらえた。2025/06/26

akiᵕ̈

27
互いの心が入れ替わって、生と死に真っ向から向き合う航平と美羽のせつない一年間の物語。勤めている会社はブラックでキツい上司に悩み、友達も恋人もいず限界が来て『死にたい』と思っていた航平と、夫と五歳になる娘と幸せに暮らしていた所に病魔が襲い余命宣告をされ『生きたい』と願う美羽。互いが入れ替わり、戸惑いながらも連絡を取り合いながらそれぞれの生活を送っていく中で、今置かれている状況と相手の立場を思う気持ちに心は揺れ動く。美羽が気丈で賢く、最後の決意に胸が締め付けられる。二人を通して生きることの意味を痛感する。2025/03/11

ありん

8
最初、題を見た時、哲学か何かの禅問答のように感じた。読み始めると、割とよくある魂だか人格だかの入れ替わり。でも、1番厳しかったのは、相手が癌末期患者の美羽だった事。ブラック企業での勤務で生きる力を失い、「死にたい」と願った航平とひたすら「生きたい」と願った美羽が満開の桜の下で入れ替わる。癌の進む痛みや苦しみに耐える航平は、美羽の分まで夫や娘と過ごし、美羽は元営業職の経験を生かし航平として、業績を伸ばし、生き生きと仕事をする。死に直面することで、航平は「生きる」ことを真剣に考える人となる。2025/05/09

JUN

5
一度きりしかない人生を後悔のないように2025/03/24

かずぺん

4
感動です。あちこちで泣かせます。純粋な子供には察することが出来るのです。2025/05/19

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