出版社内容情報
山の先生の身に何か起こるんじゃないか――。亡父の弟弟子・黒沢団蔵の言動に異変を覚えたお夏が知ったのは、武芸の道に生きる男ならではの壮烈な覚悟だった。お夏は団蔵の助太刀を決意するが、それによって目黒の居酒屋は臨時休業となり……。このまま店をたたもうかと悩みながら目黒に戻ったお夏が見た光景とは? 人気シリーズ第九弾。
内容説明
山の先生の身に何か起こるんじゃないか―。亡父の弟弟子・黒沢団蔵の言動に異変を覚えたお夏が知ったのは、武芸の道に生きる男ならではの壮烈な覚悟だった。お夏は団蔵の助太刀を決意するが、それによって目黒の居酒屋は臨時休業となり…。このまま店をたたもうかと悩みながら目黒に戻ったお夏が見た光景とは?人気シリーズ第九弾。
著者等紹介
岡本さとる[オカモトサトル]
1961年、大阪市生まれ。立命館大学卒業後、松竹入社。松竹株式会社九十周年記念新作歌舞伎脚本懸賞に「浪華騒擾記」が入選。その後フリーとなり、「水戸黄門」「必殺仕事人」などのテレビ時代劇の脚本を手がける。2010年、『取次屋栄三』で小説家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
いつでも母さん
119
シリーズ第9弾はまさか完結しちゃうの?って感じで最終話はドキドキしちゃった。龍五郎も、お山の先生こと団蔵小父さんも、もちろんお夏だって年を取るのだ。ハイ!安心してください。まだまだ続きますよ(笑)2024/12/24
真理そら
43
お夏さんたちが老け込んでしまって、目黒から出ていきそうな気配で話が進むので完結編なのかと心配しながら読み進んだ。が、次回からは登場人物が増えるかもという期待とともに読了。2024/12/09
み
20
さくさくと♪加齢に関連するお話に、わが身を振り返りました…。大学のクラスメイトが亡くなり、大学の恩師が亡くなり。あ~あれまだしてない!って心残りないよう過ごしましょ。2025/02/03
onakagayowayowa
6
久々のお夏。相変わらずで、面白かった。ちょっと歳を取った感じ。これからどうなるのかな?2025/03/21
goodchoice
3
このシリーズもそろそろ終わりなのだろうか。はたまた場所を変え次の展開になるのか。いずれにせよまだまだ続いて欲しいものだ。2025/02/27