出版社内容情報
大店の内儀・お美乃から噺家の浮世亭豆助を呼んでみたいと頼まれた灸師の小梅。豆助はご政道を皮肉った噺で大評判だが、その正体も一席ぶつ場所もわからない。この難題が小梅の好奇心に火をつけ豆助捜しに熱が入る。一方、小梅と恋仲だった清七の死の謎を追っていた鎌次郎らは、驚愕の真実を?んでいた……。佳境を迎えるシリーズ第五弾!
内容説明
大店の内儀・お美乃から噺家の浮世亭豆助を呼んでみたいと頼まれた灸師の小梅。豆助はご政道を皮肉った噺で大評判だが、その正体も一席ぶつ場所もわからない。この難題が小梅の好奇心に火をつけ豆助捜しに熱が入る。一方、小梅と恋仲だった清七の死の謎を追っていた鎌次郎らは、驚愕の真実を掴んでいた…。佳境を迎えるシリーズ第五弾!
著者等紹介
金子成人[カネコナリト]
1949年長崎県生まれ。会社勤めのかたわら倉本聰に師事し、72年「おはよう」で脚本家デビュー。97年、第十六回向田邦子賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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タイ子
69
シリーズ第5弾。物語の背景にある奢侈禁止令。贅沢は一切許さないという厳しいお触れのもと、ある落語家が政を皮肉る話をしていると灸師の小梅の耳に入ってくる。正体のよく分からない浮世亭豆助という噺家は一体誰なのか。娯楽を取り締まる鳥居耀蔵。どうやら鳥居には隠し子がいるらく、息子にはとんでもない秘密が隠されていた。小梅の父親、恋人が殺された裏には彼らが関わっていたかも。そして、いよいよ本丸の鳥居の邸に小梅が訪れる日が来る。敵に近づくにつれ彼女の命も危うし。とっちめ灸を据えてやれ!続きが楽しみ。2024/06/22
ごへいもち
8
お仕事人の話は好きだけれどその他のわちゃわちゃがなんだか面倒くさくなってきて続きはどうしようかなぁ2024/12/22
蕭白
3
一気読みでした。2025/06/10
Masayoshi Arakawa
0
202440827 図 だんだん面白なって来たぞ‼️2024/08/27