出版社内容情報
富裕層や芸能人が夜な夜な集う、西麻布の会員制バー〈X〉。そこで働く紬季は、謎の人脈をもつ港区女子・亜里砂、陰のある俳優・鏑木らと出会い、セレブたちの夜の世界に引き摺り込まれていく。「セックスを見せあうのは、信頼関係を築くのに実に有効な手段なんだよ」。色と欲にまみれた上流階級の獣たち。今夜も酒池肉林の狂宴が幕を開ける――。
内容説明
富裕層や芸能人が夜な夜な集う、西麻布の会員制バー“X”。そこで働く紬季は、謎の人脈をもつ港区女子・亜里砂、陰のある俳優・鏑木らと出会い、セレブたちの夜の世界に引き摺り込まれていく。「セックスを見せあうのは、信頼関係を築くのに実に有効な手段なんだよ」。色と欲にまみれた上流階級の獣たち。今夜も酒池肉林の狂宴が幕を開ける―。
著者等紹介
草凪優[クサナギユウ]
1967年東京都生まれ。日本大学藝術学部中退。2004年に『ふしだら天使』で官能作家としてデビューし、たちまち人気作家に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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かうわそ
2
「港区女子」ってやつを学びたくて読んだのだけど、やたらと性描写が多くて具体的で、なんだかフシギな本だなと思ったら、作者が官能小説作家の方なのかしら。人生初の官能小説でした。 ●ドカタなど刺激的な言葉が多かったです。 2025/01/05
せいじ
1
単純なエロさだけを見るなら今までの作品よりも薄めの内容で、もっと情緒的な部分を楽しむべきなんだろうけど、こっちとしてはエロさに期待して読んだだけだったのでもの足りなかった。最後のオチは意外性があってまあまあ良かったけど、まああそこからそのままハッピーエンドになったらご都合過ぎだから、意外というよりこういう結末になるのも妥当というべきなのかも。2023/11/12
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