出版社内容情報
魔女として磔にされているタバサ。同じく処刑された母の「好きなものは好きって言っていいの」という言葉を胸に微笑みながら炎に包まれる(「魔女」)。〝マボロシの鳥〟を失い、芸ができなくなった魔人チカブーが二十年後、バーで出会った男に言われた言葉は……(「マボロシの鳥」)。厄介で、面倒で、ドタバタな世界への、祈りに満ちた小説集
内容説明
魔女として磔にされているタバサ。同じく処刑された母の「好きなものは好きって言っていいの」という言葉を胸に微笑みながら炎に包まれる(「魔女」)。“マボロシの鳥”を失い、芸ができなくなった魔人チカブーが二十年後、バーで出会った男に言われた言葉は…(「マボロシの鳥」)。厄介で、面倒で、ドタバタな世界への、祈りに満ちた小説集。
著者等紹介
太田光[オオタヒカリ]
1965年埼玉県生まれ。88年に田中裕二と「爆笑問題」を結成。2010年初めての小説『マボロシの鳥』を上梓(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
スプリント
8
様々なテイストの短編が収録されているがテイストが違いすぎて一冊として読むとしんどい。 2023/06/04
パラ
2
うぅ、疲れる。 面白くない。3話目の「人類諸君」 の途中で、読むのをやめようか?と 思いましたが、短い短編の話しなの で、最後まで読みました。本人も書 いてるように、まどろっこしくて、 脱線?ばかりで、いったい何を言い たいのか?正直……、読む時間がも ったいないかも?2023/04/21
Uc0
1
話し言葉、口上みたいな話がいくつか。 基本おとぎ話。そこに社会風刺的なのや皮肉っぽいところあり。 太田光っぽいのでそれはそれでと思いつつ、もっと純粋に物語を読んでみたいなと思った。2020/02/13