出版社内容情報
江戸で相次ぐ無差別の人殺し。手口は様々で、骸の傍には必ず一輪の白椿が置かれていた。阿片を手がかりに下手人に迫る、植木屋の花恵と活け花の師匠・夢幻。しかし花恵の父が襲われ、罠にかかった夢幻は瀕死に。人を操り、裏で糸を引く正体不明の敵を炙り出すために計画したのは、花恵と夢幻の祝言だった。花を一途に愛する二人の活躍が光る最終巻。
内容説明
江戸で相次ぐ無差別の人殺し。手口は様々で、骸の傍には必ず一輪の白椿が置かれていた。阿片を手がかりに下手人に迫る、植木屋の花恵と活け花の師匠・夢幻。しかし花恵の父が襲われ、罠にかかった夢幻は瀕死に。人を操り、裏で糸を引く正体不明の敵を炙り出すために計画したのは、花恵と夢幻の祝言だった。花を一途に愛する二人の活躍が光る最終巻。
著者等紹介
和田はつ子[ワダハツコ]
東京都生まれ。日本女子大学大学院修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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陽ちゃん
8
シリーズ4作目ですが、3作目を飛ばしてこちらを読んじゃいました。花恵たちが巻き込まれる事件が凄惨過ぎるうえに、連続して起きるのが読んでいてしんどいかな。知り合った人たちまで殺されるし…。花恵と夢幻が一緒になれるかは分かりませんが、好きな花に囲まれて笑顔で過ごせるといいですね。2023/03/16
てるお
0
この作者さん特有の『夢芝居』にまた付き合わされてしまった。2023/03/08
杏奈
0
シリーズ通して、面白かったけど、花恵と夢幻の関係と同様、全体的にぼんやりというか、白黒ハッキリしない関係や表現があり、勿体なかった。 周りの登場人物も個性豊かで良かったのに活かしきれてなかった。 あらすじを読んでるような物足りなさで、ストーリーは面白かったけど一読しただけでは理解しづらかった。2023/01/31