出版社内容情報
深川の長屋を仕切るお美羽が家主から依頼を受けた。隠居のために買った家をより高い額を払ってまで手にしたがる商人がいて理由を探ってほしいというのだ。お美羽は噂を聞きつけた読売屋の恒太とともに調べ始める。二枚目で実直な彼の後押しで、家の前の持ち主の財産を巡る争いを突き止めるが……。跳ね返り娘が突っ走る「時代+恋愛」ミステリー。
内容説明
深川の長屋を仕切るお美羽が家主から依頼を受けた。隠居のために買った家をより高い額を払ってまで手にしたがる商人がいて理由を探ってほしいというのだ。お美羽は噂を聞きつけた読売屋の恒太とともに調べ始める。二枚目で実直な彼の後押しで、家の前の持ち主の財産を巡る争いを突き止めるが…。跳ね返り娘が突っ走る「時代+恋愛」ミステリー。
著者等紹介
山本巧次[ヤマモトコウジ]
1960年、和歌山県生まれ。中央大学法学部卒業。第十三回『このミステリーがすごい!』大賞隠し玉となった、『大江戸科学捜査八丁堀のおゆう』で2015年デビュー。同作はシリーズ化され、人気を博す。18年、『阪堺電車177号の追憶』で第六回大阪ほんま本大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
真理そら
54
今回もおみわさんの恋はもちろん実らなかったけれど、これまでとは事情が違う。がんばれおみわ!夜明けは近い。2022/12/25
み
18
さくさくと♪お美羽さん、あと少しだったのに、今作の彼は良い男子でした。2025/03/22
きょん
14
入舟長屋家主である寿々屋の購入した田舎家を巡る騒動。脱税やそれにまつわる資産の行方探しなど関わる人数が多い為、色々な人の思惑が錯綜していた。相変わらず男運はなさそうだけど、もはや様式美か。2023/07/16
ごへいもち
13
威勢の良さは 「貸し物屋お庸」@平谷美樹みたいだけれどお庸の方が可愛いし面白さは「八丁堀のおゆう」@同著者に負けてるけれど読んでいます2023/07/23
寒っ!!
11
おみわが惚れた男としては、山際と並んでいい感じだったな。舞台を変えてまた登場してもらいたい。2023/07/01