幻冬舎文庫<br> コンサバター―失われた安土桃山の秘宝

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幻冬舎文庫
コンサバター―失われた安土桃山の秘宝

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  • サイズ 文庫判/ページ数 319p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784344431775
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

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内容説明

狩野永徳の落款が記された屏風「四季花鳥図」。約四百年前、焼け落ちた安土城から唯一残ったというその逸品は、なぜか「春」の部分だけが完全に欠落していた。これは本当に永徳の筆によるものなのか。復元を依頼された修復士のスギモトは手がかりを探るために助手の晴香とともにロンドンから京都へ飛ぶ。圧倒的リアリティの美術×歴史ミステリー!

著者等紹介

一色さゆり[イッシキサユリ]
1988年、京都府生まれ。東京藝術大学美術学部芸術学科卒業。2015年に第14回『このミステリーがすごい!』大賞を受賞、16年に受賞作『神の値段』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

nobby

137
シリーズ3作目。今作の復元は狩野永徳の屏風、イメージしやすいまま物語もスゴく分かりやすい♬焼け落ちた安土城から唯一残ったという「四季花鳥図」、その欠落した春の部分をかけてコンペの始まり!そもそも本当に永徳によるものなのか!?現物を知るはずもない所からの探索で浮かび上がる兄弟の絆、時間を跨ぎ重なる内にハッと気付かされるプロローグが上手い!予定調和ながらドンドン読める展開は気楽に楽しめるが、個人的にはやっぱり人物の訳あり描写を思わせぶりに焦らすのが微妙…最後の切り札も「もっと早く出してくれよ!」その通り(笑)2022/06/11

シナモン

119
アート小説といえば原田マハさんだけど、本作もなかなかの面白さだった。サイドストーリー的な四季花鳥図をめぐる狩野派の絵師たちの物語に興味津々。いまいちうろ覚えだった狩野派の系図が頭の中で整理されてスッキリしました。やはり名前だけじゃなくてその人の性格や心情までいっしょに頭に入れると理解が深まりますね。晴香とケントのコンビも私の中で馴染んできたし、続きも読みたいシリーズです。2023/04/30

Ikutan

73
ロンドンで活躍する修復士(コンサバター)ケントと助手の晴香のアート&ミステリーシリーズ第三弾。今回の依頼は、狩野永徳の落款が記された屏風『四季花鳥図』の修復。焼け落ちた安土城から唯一残ったその逸品には「春」の部分が欠落していた。これは、本当に永徳の筆によるものなのか。狩野派の作品や歴史など知らなかった知識が盛り沢山。作品を検索しながら読み進める。そして複雑な修復の過程に驚く。今回は、派手な事件は無かったが、ケントと父親との関係や晴香の今後についてが気になり引き付けられた。漸く一件落着。えっケントはどこに?2022/06/14

kei302

64
東京藝大卒業で美術史などを主に学んだだけあって、桃山時代の狩野派の内情を(本編よりも)興味深く読んだ。まさに、「幻の」秘宝。肝心の現代部分は、尊敬だとと自分に言い聞かせながら助手をする晴香が、ケントにパートナーとして認めてもらえたのに、事件発生で続きはどうなる状態で終わっている。2022/09/26

シフォン

41
面白かった。今回の修復依頼は、六曲一隻の屏風、一曲は失われていて、他も部分的に損傷しているが、落款「州信印」狩野永徳の諱がある。しかし、この屏風に描かれているのは永徳のスタイルとは異なる「四季花鳥図」。失われた一曲には何が描かれていたのか、これは永徳によるものなのかの謎を追いかけ、復元を試みる。永徳と光信親子、永徳の養子になった山楽、ケントと父の桂二郎、それぞれの親子の心の中がよく表されていていい感じ。晴香にも今後を考える誘いがあり、いろいろな人間関係の絡みも謎解きに面白さを加えている。2022/07/09

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