幻冬舎文庫<br> 探検家とペネロペちゃん

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幻冬舎文庫
探検家とペネロペちゃん

  • 角幡 唯介【著】
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  • 幻冬舎(2021/12発売)
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  • サイズ 文庫判/ページ数 262p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784344431430
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0195

出版社内容情報

北極と日本を行ったり来たりする探検家のもとに誕生した、客観的に見て圧倒的にかわいい娘・ペネロペ。その存在によって探検家の世界は崩壊し、新たな世界が立ち上がった。なぜ、娘にかわいくなってもらいたいのか。なぜ、娘が生まれて以前より死ぬのが怖くなったのか。......娘を観察し、どこまでも深く考察していった、滑稽で純真で感動的な記録。

内容説明

北極と日本を行ったり来たりする探検家のもとに誕生した、客観的に見て圧倒的にかわいい娘・ペネロペ。その存在によって探検家の世界は崩壊し、新たな世界が立ち上がった。なぜ、娘にかわいくなってもらいたいのか。なぜ、娘が生まれて以前より死ぬのが怖くなったのか。…娘を観察し、どこまでも深く考察していった、滑稽で純真で感動的な記録。

目次

私には異様にかわいい娘がいる
濁流・黒船・阿部正弘
ドキュメント出産 所詮オレたちにはウンコしか出産を想像する武器はない
別格
二重螺旋
二重螺旋余話
おちんちん
父の責任
生誕という探検
鼻くそあるいは女の情念
かっこいい父親をめざして
自我の芽生え
親たちがわが子を特別だと信じる理由
オレが極夜?
娘にかわいくなってもらいたい父親の心理
ペネロペ、山に登る

著者等紹介

角幡唯介[カクハタユウスケ]
1976年北海道生まれ。ノンフィクション作家、探検家。早稲田大学探検部OB。2010年『空白の五マイル チベット、世界最大のツアンポー峡谷に挑む』で第八回開高健ノンフィクション賞などを受賞。他に、『雪男は向こうからやって来た』で第三一回新田次郎文学賞、『探検家の日々本本』で第六九回毎日出版文化賞書評賞、『極夜行』で第四五回大佛次郎賞など受賞多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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雲をみるひと

34
巻末の解説に書かれている内容が全て。探検本ではなく作者の娘の成長過程における様々なエピソードを題材にしたエッセイ集だが、作者の筆力が高いので面白く読める。作者の皮肉っぽさ、理屈っぽさには輪がかかっている印象は受ける。2022/05/14

活字スキー

19
探検家・角幡唯介が何ヵ月も闇が続く過酷な極夜行と同時期に挑んでいたもうひとつの探検。それは異様なまでに可愛いすぎる娘の誕生、すなわち「父になる」ことだった。これまで「他の人がやらないこと」を語ってきた角幡さんが、ここにきて「他の多くの人が普通に経験すること」を語ることに期待と不安を感じながら文庫化を待っていた。誤解を恐れずに言うなら、内容的にはそれほど意外なものではなく、それでいて語り口は角幡さんならではの面白さとくだらなさに満ち満ちた素晴らしいものだった。あっぱれ!2022/01/31

かば

11
角幡唯介は正直に筆をとる。たとえそれが社会的に受け入れられがたい内容であっても、自分の思ったことありのままを文章に残している。と思う。本人ではないから絶対ということはないが、例えば自分の娘に対する愛情に性的な眼差しとの類似を垣間見たときのこと、みたいな、一般的な人間からしたらたとえ思ったとしても言葉にすることを憚る出来事も赤裸々に綴る姿勢は、彼特有のものに思われる。2021/12/27

全縁

8
角幡氏の育児エッセイ。娘が生まれたての前半は文章のテンションが高く(他の作品と比べると1文が長い気もする)、「そ、そうか...」という感じで読んだ。後半はやや落ち着いてくるし、娘の成長に振り回される様子が抜群に面白い。今の自分には父娘の性意識を書いた「娘にかわいくなってもらいたい父親の心理」が出色だった。解説で武田砂鉄が指摘する通り、内容で自分の感覚と引っ掛かる点はだいぶあるんだけど、やっぱりよくこんなに面白さが伝わる書き方をできるなあ、とも思う。2022/04/24

pitch

5
探検家が齢37にして父親になって、その娘との日々を書いたエッセイ。前半はテンパってる感じで、いつにも増してクドイなあと思っていたら、後半いい感じに落ち着いてきて、なかなか読ませる育児論になっている。最後の山に登る章は感動してしまった。しかし、探検家のくせにファミリーキャンプとか、休日にショッピングセンターとか、笑ってしまったけど、この柔軟さがこの人の魅力なんだなあと思った。2022/06/02

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