幻冬舎文庫<br> ライトマイファイア

個数:
電子版価格
¥486
  • 電子版あり

幻冬舎文庫
ライトマイファイア

  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2025年06月24日 03時30分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 589p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784344431300
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

1

内容説明

十人の死者が出た簡易宿泊所放火事件の捜査にあたる川崎署の寺島が発見した、身元不明者のものらしき大学ノート。その最初のページには「1970」「H・J」という暗号めいた文字が記されていた。これはいったい何を意味するのか―?四十五年の時を経て二つの大事件が交錯した時、戦後日本の“闇”が浮かび上がる。白熱の公安ミステリ!!

著者等紹介

伊東潤[イトウジュン]
1960年、神奈川県横浜市生まれ。早稲田大学卒業。『黒南風の海―加藤清正「文禄・慶長の役」異聞』(PHP研究所)で「第一回本屋が選ぶ時代小説大賞」を、『国を蹴った男』(講談社)で「第三十四回吉川英治文学新人賞」を、『巨鯨の海』(光文社)で「第四回山田風太郎賞」と「第一回高校生直木賞」を、『峠越え』(講談社)で「第二十回中山義秀文学賞」を、『義烈千秋 天狗党西へ』(新潮社)で「第二回歴史時代作家クラブ賞(作品賞)」を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

シキモリ

28
80年代生まれの私にとって、60〜70年代の学生運動やよど号ハイジャック事件(作中では<さど号>扱い)は史実の出来事という以上の認識を持てなかったが、高度経済成長期という当時の時代背景を元に、無謀な乗っ取り計画がなぜ成功し得たのかという仮説を打ち立てる今作を読み、漸くその一端に触れられた気がする。600頁近い大作だが、過去と現在が交錯するスリリングな展開に惹き込まれ、思わず一気読み。広げた風呂敷を畳み切れなかったのか、最後は物足りない幕引きだけれど、現政権(単公本刊行当時)に対する警鐘をひしひしと感じる。2021/10/10

Mark X Japan

14
久しぶりにぐいぐい引き込まれる小説でした。過去の重大事件と最近の事件につながっていて,こんなこともありえるかもしれないですね。ただ,潜入捜査をしていて,こんなことになったら梯子を外されるではすまされない,とんでもないことです。最後の方は予想外の展開でしたが,伏線がすべて回収されています。これも,心地よい読後感になりました。解説を読んで,タイトルもある楽曲が関係していたんですね。やはり,幅広い教養や知識は,素晴らしいですね。☆:4.52022/04/29

かすみ

13
面白かったです!よど号事件の名前は知っていましたが、この本で理解できました。北朝鮮に渡った方は、実際にまだ生きている方がいるそうですね。。。2024/11/08

eiro

11
70年代の空気感がふんだんに盛り込まれていました。ドンピシャの年代ではなかったけれど、若者達の息遣いや、大学のキャンパス、白煙のにおい、男女の距離、一途な思い等。これらの空気を感じられる読者層は既に70歳頃か。先鋭化する前に学生運動をやめた当時の学生たちはどこで何をしているのだろう。何かの歌にあったように長い髪を切って資本家の軍門に下ったのかな。もともと運動が一種のファッションだったのかも。お金もかからないし、社会のこと考えているんだって大人びた気になれるし。行ったことないけど北朝鮮の描写も読ませました。2021/12/03

ひかり

10
よど号事件をモデルにした小説。グリコ森永事件をモデルにした「罪の声」を思い出した。現在の警察官が、過去の潜入捜査官と、どうやって繋がるかが面白い。2023/06/21

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/18710837
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品