幻冬舎文庫<br> あたしたちよくやってる

個数:
電子版価格
¥700
  • 電子版あり

幻冬舎文庫
あたしたちよくやってる

  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2025年06月14日 04時51分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 281p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784344431195
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0193

内容説明

「“女の子らしく”の呪いを解くことができるのは、“自分らしく”しかないのだから」(「ライク・ア・ガール」より)。だけど世の中、自分らしくあろうとするだけで、なにかと闘うことになる。年齢、結婚、ファッション、女ともだち―いつの間にか自分を縛っている女性たちの日々の葛藤を、短編とスケッチ、そしてエッセイで思索する34編。

目次

short story How old are you?(あなたいくつ?)
essay ライク・ア・ガール
sketch 自分らしく生きることを決めた女の目に涙
sketch 若さ至上主義に憤るコノシロと未来のあたし
sketch 夢見る頃を過ぎた元美大生のママですけど何か?
essay さみしくなったら名前を呼んで
sketch わたしの新しいガールフレンド
sketch しずかちゃんの秘密の女ともだち
sketch サキちゃんのプリン
essay 気分よく自由でいるために服を着る―SATCに愛を込めて
essay 私たちはなぜオシャレをするんだろう
sketch ファッション狂の買い物メモ
short story あこがれ
essay 自分をひたすら楽しむの
sketch ママが教えてくれたこと
sketch われらのパリジェンヌ
essay ある時代に、ある夢を見た女の子の、その後
essay 女の子の名前はみんなキャリー・ホワイトっていうの
essay 高校の先生に頼まれて書いた、後輩たちへのメッセージ
short story リバーズ・エッジ2018
essay あの頃のクロエ・セヴィニー
short story もう二十代ではないことについて
essay わたしの京都、喫茶店物語
short story マーリカの手記―1年の留学を終えて
essay ここに住んでいた
essay ニキ・ド・サンファルのナナ
essay マンスプレイニング考
short story 1989年から来た女
essay 夢の上げ膳据え膳
essay きみは家のことなんかなにもしなくていいよ
essay 楽しい孤独
essay ドイツ語に「懐かしい」はない
short story 五十歳
short story 超遅咲きDJの華麗なるセットリスト全史

著者等紹介

山内マリコ[ヤマウチマリコ]
1980年富山県生まれ。大阪芸術大学映像学科卒業後、京都でのライター生活を経て上京。2008年「女による女のためのR‐18文学賞」読者賞を受賞。12年『ここは退屈迎えに来て』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

はるを@お試しアイコン実施中

67
🌟🌟🌟🌟🌟。掌編、短編、エッセイと一粒で三度美味しい、さまざまな雑誌から選りすぐった全34篇のアソート的な一冊。彼女の話を読んでいると鏡に映したい自分の内面を映して見つめているような気分になる。性別を越えた「自分」に常に彼女自身が問いかけているからなのか。「よそ様は良いからお前自身はどうなんだ」と。特に良かったのが「あこがれ」「ママが教えてくれたこと」「われらのパリジェンヌ」「わたしの京都、喫茶店物語」「マーリカの手記」「マンスプレイニング考」「五十歳」「超遅咲きDJの華麗なるセットリスト全史」2021/12/24

mincharos

42
『いくら長生きしても、最初の二十年こそ人生の一番長い半分だ』イギリスの詩人の明言に大変納得。ジェンダー的思考も多く、青子さんにも通ずるところがあって、面白かった。私の中にも知らず知らずのうちに植え付けられてしまった「男の目」があるな~とも思ったり。「しずかちゃんの秘密の女ともだち」も面白かった!何も考えずに楽しんでたドラえもんだけど、そうだよね、いつもニコニコ男友達の相手して、お風呂を何度覗かれても本気で怒ったりせず、あんなのび太と結婚する未来が確定されているしずかちゃんにだって、色々不満はあるよねえ。2021/11/11

エドワード

35
今の世を見つめる、短編&スケッチ&エッセイ。世相のスケッチに、この30年ほどの日本の変化がよくわかる。女性同士の共感と嫉妬、スマホやSNSが変えたコミュニケーションの姿など、本当によく見ているなあ、と感心する。「最初の20年こそ、人生のいちばん長い半分だ」という言葉が2回出て来るが、非常に心につき刺さる。令和の今、やたら目につく<輝いていた昭和を懐古する>本やテレビ番組、あれ本当にそうなのか、仕掛け人がいるのか、何かひっかかる。あと「マンスプレイニング」という言葉を始めて知り、これは要注意と自戒します。2023/07/23

JILLmama

24
山内さんとは同世代なので、共感しかない。 若い頃の焦りや、自分はどうなっていくのか。どうなりたいか。あの頃のそわそわ感が懐かしい。 女の子みんな、よくやってるよ! 2021/09/08

びっぐすとん

22
【私的冬季課題図書】110円本。小説とエッセイが入り交じった構成で「これは小説?エッセイ?」とわからなくなるような半自伝的なものもあれば、ifな世界が笑えたり、尖ってるお話ありで、楽しかった。ジェンダー的なものを絡ませた話も痛烈で良かった。山内さんより一回り上のまさしくバブル世代の私には当時を思い出し苦笑してしまう部分も。個人的にはしずかちゃんの話が特に好き。2023/01/07

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/18372265
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品