出版社内容情報
「人生 意気に感ず」(魏徴)、「天 我が材を生ず 必ず用有り」(李白)、「年年歳歳 花相似たり」(劉希夷)、「国破れて山河在り」(杜甫)。2000年以上、人々の心を励まし、諭してきた中国古典の名言・名詩。杜甫、李白、白居易、王維など唐詩を中心とした漢詩文の中から、珠玉の名句を厳選。生きるヒントにもなり、ビジネスの知恵を啓示する。
内容説明
「人生 意気に感ず」(魏徴)、「天 我が材を生ず 必ず用有り」(李白)、「年年歳歳 花相似たり」(劉希夷)、「国破れて山河在り」(杜甫)。2000年以上、人々の心を励まし、諭してきた中国古典の名言・名詩。杜甫、李白、白居易、王維など唐詩を中心とした漢詩文の中から、珠玉の名句を厳選。生きるヒントにもなり、ビジネスの知恵を啓示する。
目次
第1章 この世に生まれたからには
第2章 好きなように生きてみたい
第3章 とかくこの世は…
第4章 男と女の間には
第5章 持つべきは友
第6章 サヨナラ、また会おう
第7章 旅人になりたい
著者等紹介
河田聡美[カワタサトミ]
明治大学政治経済学部兼任講師。筑波大学大学院博士課程文芸・言語研究科単位取得退学。主な研究分野は唐詩(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
れい
8
【図書館】中国に興味が出てきたのは最近のこと。三国志から、こちらの漢詩へ漂着。杜甫に自己投影する。昔から、人間関係のごちゃごちゃや、競合相手から手酷く追いやられたり、ふがいない自分を責めたり、何よりも幸せになる努力をしているのにも関わらず報われない人の多かったこと、自然の摂理なのか。遠い昔の詩歌なのに、今でも人の心を掻き立てる。2021/08/25
トミレン
2
七歩の詩は後世の創作説が濃厚らしいので、三国時代の詩はゼロ……いやいや、三国時代に曹操や曹丕が文学を推奨・保護したからこそ、唐の時代の豊かで優れた詩が生まれて今に伝わっていると思えば、三国志好きとしても報われる(か?)。教訓となるものから季節や景色を愛でた風流なものまで、様々な詩を味わうことができた。和歌には無い表現が民族性の違いを感じられ、しかしそれでいて内容は現代日本人の私でも共感できるようなものが多々あり、そこが実に面白かった。2021/06/28
かいちゅう
1
たまにはこんな本を読んで、自身の生活を振り返るのも良いかと思います。2024/04/26