内容説明
40代・独身・女芸人の同居生活はちょっとした小競合いと人情味溢れるご近所づきあいが満載。エアコンの設定温度や布団の陣地で揉める一方、ご近所からの手作り餃子おすそわけに舌鼓。白髪染めや運動不足等の加齢事情を抱えつつもマイペースな日々が続くと思いきや―。地味な暮らしと不思議な家族愛漂う往復エッセイ。「その後の姉妹」対談も収録。
目次
第1章 阿佐ヶ谷ふたり暮らし(6畳1間の布団事情;虐げられている物達;似たもの同士、でも。 ほか)
第2章 妙齢事情(妄想老後;占い師全員に「今年は最悪」と言われて;カーブスはおばさまの聖地です ほか)
第3章 引っ越し騒動(私達、引っ越し検討し始めました;理想だらけの物件の条件;内見珍道中 ほか)
ふたり暮らしから、お隣暮らしへ―「その後の姉妹」対談
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読書素人本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
馨
379
ドラマ化に触発されて購入しました。どちらかというと犬っぽい姉エリコさんと、モロ猫っぽい妹ミホさん。お二人とも好きになりました。一緒に暮らすようになった経緯や、1Kを経た後の二人の暮らしの変化、ドラマも並行して進むのなら続きが楽しみです。お二人の文章表現はとても似かよった柔らかさで、読みやすい。2作出てくる恋愛小説もとても良く二人とも文才あるなと思いました。何でもない普段のお互いの特徴もよく見ているなと思います。2021/12/01
白いワンコ
356
非小説の本選びでたまに登場する芸能人エッセイ。サンドウィッチマン・星野源・忌野清志郎等ありましたが、今回は阿佐ヶ谷姉妹をチョイス。エッセイ自体はみほさん(妹)の筆が滑らかで、同時収録の恋愛小説は姉の方がノリノリで書いているように感じました。ふふふ感満載で、気軽に読めるのがとても良いですね2020/02/11
きみたけ
316
阿佐ヶ谷姉妹の6畳1間のアパート同居生活の中での二人の気付きやご近所づきあいが綴られてます。地味ながらどこかふんわりとしたエッセイです。のほほんとした感じを味わえます。2020/09/14
Apple
226
同居中のお互いのエピソードの数々は、なんだか愛憎入れ混じっていて、素朴で、たしかにのほほんとしたものでした。実際はちゃんと相容れない部分もありながら、第3部で隣同士に分かれた時にはお互いある種の寂しさを感じていそうなのがよかったです。エリコさんの、「あまり多くを考えずに、好きなことを好きに話して許される。最高の話し相手が近くにいる。とてもありがたいことです。」という言葉が、彼女たちの程よい距離感が表されているように思いました。疲れた時に読むと、ちょっとホッとするようなエッセイだと思いました。2022/07/03
ミワ
201
日々の何気ない日常のエッセイ。 二人の肩肘張らない等身大が書かれていてホッコリとする。 阿佐ヶ谷が好きで周りの人からも愛されているのが伝わってくる。 餃子が気になる。どれだけ美味しいんだろう。 6年間 姉妹とは言っても他人と暮らせる二人の関係が素敵。2022/03/07
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