内容説明
父親のことが大嫌いで、未だ反抗期の女子大生・七瀬。ある日、父親が急死したとの連絡が。実は彼の会社が開発した「一度だけ死ぬ薬」を飲み、二日間だけ仮死状態にあるのだった。だが、社内の裏切り者により、本当に火葬されそうになり…。「まだ、お父さんに伝えたいこと言ってない」。父の秘書と共に、七瀬は父親を生き返らせることができるのか!?
著者等紹介
澤本嘉光[サワモトヨシミツ]
CMプランナー/クリエイティブ・ディレクターとして、ソフトバンク「白戸家」シリーズ等の国民的CMを手掛けてきた
鹿目けい子[カノメケイコ]
脚本家。2007年、フジテレビヤングシナリオ大賞を受賞し、デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
H!deking
95
令和二年一冊目はこの作品!映画は観るつもりなので一度読んでみた。いやこれ普通に面白かったです。なにこの登録数の少なさw俺も自分の葬式に出てみたいなーって考えたことあるので、そういうとこ上手く膨らませてるなと思った。まあ若い人向けなのかな。サラッと読めます。2020/01/02
neimu
35
気分転換本、内容が幼いドタバタファンタジーSF。長編CMを見せられているような感じ。小学生向けかなあ。感動する、しやすいツボはすぐにネタバレ。この要素を盛り込み、こんな設定にしたらそこそこ面白くなります、という作文教室の小説コース、みたいな感じのノリでできている作品。読みながら落ちがすぐにわかる、漫画の原作本みたい。あ、映画だっけか。休憩時間読書には、短時間で頭を使わずに読めるからいい。何も残らないが。2022/12/09
はる
28
面白かった~。実は、映画館の予告でずっと気になってたのにコロナの為見に行けなかった作品なんだよね。なので、本の方を先に読んじゃおうと思ったんだけど、映画の予告通りに面白くて一気に読んでしまいました。次は映画で見たいデス。2020/05/06
keith
22
これは思いの外面白かった。ドタバタコメディですが、途中の何てないいくつかの小ネタが最後に決まるなど面白いです。伏線回収というヤツかな。映画化されるようですが、原作を忠実に再現されるならぜひ観てみたいです。2020/01/13
ベローチェのひととき
12
コメディタッチのエンターテイメントとして十分に楽しめました。特に後半は会社内の裏切り者とのスピード感溢れる攻防が展開され、一気に読んでしまいました。仕事で疲れきって帰宅する電車の中で読むのにもってこいだと思います。読んでいて、すずちゃんが頭の中を駆けずり回っていました。2020/02/23